Xのユーザーは、広告に対してより寛容であり、また他者への影響力が大きいため、他のプラットフォームでは出せない成果が期待できます。マーケターとして重要なことは、広告キャンペーンでどれだけの重要なお客様にリーチできるかを把握することです。

各広告グループを設定する際に、ターゲットオーディエンスを構成するオーディエンスの特性、端末、カスタムオーディエンス、およびターゲティング機能を選択すると、推定オーディエンスモジュールに潜在的な推定オーディエンス数が表示されます。推定オーディエンス数は範囲で表示され、30日間の広告キャンペーンの潜在的なオーディエンス数を表します。推定オーディエンス数を決定する際に考慮されないオーディエンスパラメータがいくつかあります。これには、カスタムオーディエンスが似ているアカウント、カスタムオーディエンスで除外するアカウント、エンゲージメント歴があるユーザーのリターゲティング、およびオーディエンスの拡張が含まれます。 

場合によっては、推定オーディエンスモジュールに推定オーディエンス数が表示されず、代わりにヘルプメッセージが表示されることがあります。次のいずれかのメッセージが表示された場合、広告キャンペーンを実行することはできますが、ターゲティングに利用できるオーディエンスの推定数は表示されません。

• 「地域は必須です」 - オーディエンスの特性または端末のみが選択された場合、少なくとも1つの場所が選択されるまで推定オーディエンス数は表示されません。

• 「選択した国の数が多すぎます」 - 広告キャンペーンを実施する国の数に制限はありませんが、6ヶ国以上を選択した場合は推定オーディエンス数は表示されません。

• 「オーディエンスが小さすぎます」 - Xユーザーの皆様のプライバシーと安全を守るための継続的な取り組みの一環として、推定オーディエンス数が一定値を下回る場合は、推定オーディエンス数は表示されません。

推定オーディエンスモジュールに表示される情報は、広告キャンペーンを計画し予算を割り当てる際に、十分な情報に基づいた意思決定ができることを目的としています。Xが表示する推定数は、広告キャンペーンの期間、割り当てられた予算、入札単価、選択または除外したプレースメントに影響されません。広告キャンペーン作成ツールで選択または選択解除を行うと、推定オーディエンス数に影響しないパラメータの場合でも、推定オーディエンス数がわずかに変更されることがあります。これは、ターゲティングに利用できる推定オーディエンスに関して、予測システムの機能が分単位の計算をしていることによる正常な現象です。表示される範囲は推定数であり、広告キャンペーンが実際にリーチするアカウント数や、ターゲットオーディエンスのパラメータを満たす、X上のユーザーの正確な数を表すものではないことにご留意ください。また、時間の経過とともにデータが変化することも予想されます。

なお、データは、収益対象となる1日あたりのアクティブユーザー数（mDAU）、月間アクティブユーザー数、その他のXオーディエンスの実際の測定データを表すものではないことにもご注意ください。外部から報告されたオーディエンス数について一般に共有されているすべてのデータは、四半期決算レポートおよびSEC提出書類に記載されており、investor.x.comでご覧いただけます。 

Xは、X広告のAPIを介し、広告キャンペーン作成ツール内のX広告マネージャーを使用している広告主とさまざまな外部パートナーに潜在的な推定オーディエンス数を提供しています。このツールを使用すると、一般的に、推定オーディエンス数が多いほど、広告キャンペーンが配信されやすくなります。ターゲティングが広告キャンペーンのパフォーマンスに与える影響の詳細については、こちらの資料をご確認ください。