会話ターゲティング
Xではオーディエンスが活発に会話を交わしています。そうしたあらゆるオーガニックなアクティビティを活用できるように、X広告では独自の会話ターゲティング機能を提供しています。この機能により、Xで積極的に参加している会話に基づいて、オーディエンスをすばやくターゲティングできます。選べる会話トピックは、スポーツ、ライフスタイル、ビデオゲーム、本など、25カテゴリーの10,000種類以上にのぼります。
仕組み
10,000種類以上の会話トピックの中からターゲティングの対象を選ぶことで、そのトピックについて話しているオーディエンスをターゲティングできます。選択肢となる会話トピックの全リストを見るには、こちらのシンタックスシート(英語版のみ)をダウンロードしてください。
広告キャンペーンに会話ターゲティングを追加するには
- 広告キャンペーン設定の [ターゲティング] セクションに移動します
- [オーディエンスの機能] セクションの [すべて] をクリックし、[会話トピック] を選択します
- 特定のブランドなど、広告キャンペーンでターゲティングしたいトピックの検索キーワードを入力します。
- 検索後、[追加] をクリックすると、会話トピックを広告キャンペーンのターゲティングに追加できます。
会話ターゲティングのトピックは一括でアップロードできません。
詳細を確認する
広告キャンペーンの設定で会話トピックの上にカーソルを動かすと、次の情報が含まれたボックスが表示されます。
- 会話トピックのオーディエンスの名前
- オーディエンスのアカウントの説明
- 推定オーディエンスサイズ
トピックをツイートしたことがあるアカウントや、トピックに言及するツイートにエンゲージしたことがあるアカウント、そして会話トピックに関するツイートを一定時間表示したことがあるアカウントが、会話オーディエンスの一部とみなされます。
[広告マネージャー] > [オーディエンス] セクションで、会話トピックごとに広告キャンペーンの配信結果を確認することができます。
よくある質問
アカウントが会話に参加しているかどうかは、どのように判断するのですか?
会話ターゲティングは、手作業で調整されたルールベースのキーワードアルゴリズムによるものです。これらのルールは、キーワードとのフレーズ一致や単語一致、拒否リスト一致、ブール演算式、発言者確認(たとえば、ニック・フォールズはフットボール選手ですが、彼のツイートすべてがフットボールに関係しているわけではありません)、ツイート検証の時間、言語マッチなどを調べることで、精度と規模が調整されています。
トピックをツイートしたことがあるアカウントや、トピックに言及するツイートにエンゲージしたことがあるアカウント、そして会話トピックに関するツイートを長時間表示したことがあるアカウントが、会話にエンゲージしているとみなされます。28日間のルックバック期間があります。
X広告ポリシーとプライバシー設定の管理方法をご覧ください。
会話ターゲティングを他のターゲティングタイプと組み合わせると、ターゲティングの範囲はどうなりますか?
会話ターゲティングは、付加的ターゲティング(「OR」ターゲティングとも呼ばれます)に該当します。
広告キャンペーンで5つの会話トピックと35のフォロワー(ユーザー名)を選んだ場合、その広告キャンペーンは、これら40のターゲティング条件のいずれか1つ以上に一致するアカウントに広告を配信します。たとえば、会話1、会話2、会話3のいずれかに参加しているか、またはユーザー名2の条件を満たすアカウントは、広告を配信される資格を満たしています。Xではこれを付加的ターゲティングと呼んでいます。広告キャンペーンにターゲティング条件を追加すればするほど、潜在的なオーディエンスが大きくなるからです。
会話ターゲティングでは、広告キャンペーンで選択した「絞り込み型」ターゲティング(つまり「AND」ターゲティング)も考慮します。性別、位置情報、年齢、言語ターゲティングはすべて、「AND」ターゲティングタイプであり、すべての条件が考慮されます。たとえば、広告キャンペーンに設定したターゲティングパラメータが18歳以上の英国人女性、3つの会話トピック、そして35のフォロワー(ユーザー名)の場合、会話1、会話2、会話3のいずれかに参加しているか、またはユーザー名20などの条件を満たす、18歳以上の英国人女性のみが広告を配信される資格を満たしています。
付加的ターゲティングタイプ - 「OR」ターゲティング
これらのターゲティングタイプは付加的に適用されるため、追加するたびに広告キャンペーンのオーディエンスが大きくなります。たとえば、ターゲティング条件1、ターゲティング条件2、またはターゲティング条件3のいずれかを満たすアカウントが、広告配信の対象となります。
- 興味関心
- ユーザー名(フォロワーが似ているアカウント)
- イベント
- キーワード
- 会話
減点的ターゲティングタイプ - 「AND」ターゲティング:
これらのターゲティングタイプはすべての条件を満たすように適用されるため、追加するたびに広告キャンペーンのオーディエンスが小さくなります。たとえば、ターゲティング条件1、ターゲティング条件2、およびターゲティング条件3を満たすアカウントが、広告配信の対象となります。
- 地域
- 年齢
- 性別
- 端末モデル
- プラットフォーム
- 言語
どの言語が会話ターゲティングに含まれていますか?
すべての会話トピックは英語圏市場で機能します。現在、日本語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、フランス語でも限定的なサポートを提供しています。英語以外の言語では、トピックの範囲はそれほど幅広いものではない場合があります。
英語以外の言語で会話ターゲティングを使うことを検討されている場合は、[オーディエンスの機能] の [ターゲティング] ドロップダウンでトピックを選択し、予想リーチ数を確認してください。予想リーチ数が低い場合や利用できない場合は、他のターゲティングオプションを追加して、広告キャンペーンの配信対象のオーディエンスが十分大きくなるようにしてください。
ターゲティングが広告キャンペーンの配信にどのように影響するかについての詳細は、こちらをご覧ください。