新しい日常につながるコミュニケーションを続けましょう
非日常が長期化する中で皆が不安を抱えて生活しています。消費者としてはもちろん、企業の経営者やマーケティングを担う立場として、今の状況でビジネスをどう存続し、成長させていくかは共通の課題ではないでしょうか。
Twitterはこのような現状を「マーケティングの機会」として利用することを推奨しているわけではありません。しかしこのような状況だからこそ、企業やブランドはそのコミュニティ(フォロワー、既存/潜在顧客、同業他社など)と可能な限りポジティブな会話を続け継続的な関係性を築くことで、危機を共に乗り越え、そのあとの日常をプラスに転換することができるのではないかと考えます。
非日常が長引くことはそれが新しい日常に変化していく可能性を示唆しています。このピンチをチャンスと捉え、新しい日常を企業側から形作っていくアクション、コミュニケーションをいま始めましょう。
いつも以上に気をつけましょう
情報の拡散
情報は常に変化するもの
政治や人権に関する発言
いまは皆同じ危機の下にいます
情報の有益性
常に受け取る側の気持ちで
アプローチを変えたコンテンツのヒント
同じ境遇の他社と協力する
普段は競合として捉えている他社と、または一緒に仕事をしてきた取引先と、何か協力してできることはないでしょうか?助け合いや補い合い、そしてコロナ後の業界の発展につながることを今をきっかけに始めてみましょう。
<例えば>
MKタクシー | 地域でテイクアウトを開始した飲食店をデリバリーで支援
コッタ | テイクアウト用品で飲食業界を支援
テレワークスペース | 空席をコワーキングスペースに転換して飲食店を支援
新たなニーズに応える
消費者が外出などの楽しみを奪われるのと同時に、家で快適に仕事をするニーズ、家での時間を楽しむニーズ、安全に過ごすニーズなどさまざまなニーズが高まっています。非日常が長引くことはそれが新しい日常に変化していく可能性を示唆しており、いま生まれる新しいニーズは今後のスタンダードになる可能性があります。いま始めて損はないでしょう。
<例えば>
Anker Japan | 医療従事者や家での仕事と家事の両立のために商品を提供
ハウスコム株式会社 | お部屋探しをオンラインで可能にし発信
イマジニア株式会社 | 運動不足緩和のためトレーニングメニュー動画を無料公開
生活の知恵を提供する
自社の製品やサービスがいまの生活に貢献できることがあればどんどん発信しましょう。それが本来の使い方と違ったり、世の中に知られていないなどの意外性があればもちろん、そういったことがないからといって躊躇する必要はありません。いまTwitter利用者はこれまで以上に受容性が高く情報に敏感だからです。
<例えば>
コッタ | 製菓用具がなくても作れるお菓子レシピを公開
アース製薬 | 長い在宅時間におすすめの商品を紹介
楽しい時間を提案する
常にビジネスに関連するツイートだけをし続ける必要はありません。実際のお店でお客様とするような雑談を、Twitter上で再現することはつながりを感じやすく、関係性の維持に非常に有益です。ストレスが溜まりがちなこの時期に、時には息抜きになる話題の提供や遊びの提案をしてみましょう。
<例えば>
MKタクシー | 営業を再開したら実施予定のサービスを発表
VIDEO BRAIN | リモートワークになった会社や社員の様子を公開