Jimdo(ジンドゥー)

Twitter広告を活用した成功事例のご紹介

Twitter広告を活用した成功事例のご紹介

ユーザーとのコミュニケーション、ターゲティング機能の有効活用で集客に成功!無料ホームページ作成サービスのTwitter活用術

KDDI ウェブコミュニケーションズが提供する「Jimdo(ジンドゥー)」は、本格的なホームページを簡単に作成することのできるサービスです。Twitter広告を活用して、サービスの告知やイベントの集客を成功させている同社に、広告配信に至るまでの経緯や運用上の工夫について伺いました。

- Twitterの公式アカウントや広告配信を始めた経緯を教えてください

2009年3月にJimdoのサービスを開始したのですが、Twitterの公式アカウントは同年の10月から使用しています。当時は広告予算がゼロだったため、無料で利用できるTwitterのアカウントを開設することにしたんです。また、ホームページ作成セミナーやイベントの告知はメールマガジンで行っていたのですが、実際にはメールマガジンを読んでいないユーザーも多く、もっと広い層にアプローチしたかったというのも理由の1つです。ただ、イベントの多くはJimdoの既存ユーザーを対象としたものだったので、Twitterに広告を出すことが本当に効果的なのか、という点については社内での議論がありましたね。結局、Twitterのターゲティング機能の細やかさなどから、試す価値が十分あると判断し、運用に至ったわけですが。

株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ 駒井様  長嶋様 小林様
株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ 駒井様  長嶋様 小林様
- アカウント開設当時、ツイートを配信する上でどのようなことに気をつけていましたか

当時はまだ、Twitterを利用している人が多くはいませんでしたし、配信のためのマニュアルもなかったので、ユーザーに不快な思いをさせないようにということだけを念頭に置いていました。ツイートの内容はサービスのアップデートなどのお知らせがメインでした。また、Jimdoのサービス自体が立ち上げから半年足らずだったこともあり、ユーザーが「Jimdo」という言葉を使ったツイートをしてくれたら、それに対してリアクションをするように心がけていました。例えば、「Jimdoを使ってホームページを作ったよ」というツイートに対しては、実際にそのユーザーの方のホームページを訪れて、「カッコイイな」、「よい商品ですね」などと返すなど、遊び感覚も交え、楽しみながらコミュニケーションを取っていました。

- アカウント開設当時と現在とで、運営コンセプトは変わりましたか

大きく変わりましたね。アカウントを立ち上げた当時は、フォロワー数が50人ほどだったため、自分たちでフォロワーを探して積極的にコミュニケーションを取らなければならなかったのですが、今では1万人以上のフォロワーがいるため、ホームページに関する情報や自社のサービスだけでなく、業界の知識なども共有してホームページ作成に活用してもらえるような内容にするなどの工夫をしています。

- Twitterとそれ以外のSNSをどう使い分けていますか

Twitterではホームページ作成の中級レベルくらいの方々をターゲットとし、RSSリーダーからトピックを収集・選別して、1日5本程度ツイートしています。そのツイートをさらにリツイートしてもらい、拡散させることも目指しています。Twitter以外のソーシャルメディアでは、Jimdoのユーザーのホームページを紹介したり、JimdoCafe(同社が運営するホームページ作成のための勉強会)の全国の情報を掲載したりしています。ですので、内容によってソーシャルメディアを使い分けていると言ったところでしょうか。

- 広告の配信内容について、工夫していることを教えてください

最近、ユーザー向けの年に一度の大きなイベントを開催し、その告知、集客、誘導のために広告を出しました。その際は、たくさんの投稿がある中でも読んでもらえるように、最初の1行で興味を持ってもらえるような文章を社内で議論したんです。その結果、いかにもビジネスという感じではなく、少しくだけた表現を使うように気を配りました。また、2通りのパターンを配信し、どちらの反応がよいかなどを試したりもしました。

- ターゲット設定はどのように行っていますか

イベントの集客については、開催地が東京であることを踏まえ、東京近郊のユーザーに働きかけるように地域設定を細やかに行いました。また、ユーザーの方は自身のホームページを更新する際、URL付きで「更新しました」とお知らせツイートを投稿されることが多いのですが、そのURLにはJimdoの共通の文字列が含まれています。そこで、その文字列を含んだツイートをした方に対して広告を出す、などのターゲット設定を行っています。

- 広告の効果はいかがですか

とてもよいと思います。今お話ししたイベント集客の広告配信期間はたったの数日間で、高額な費用をかけたわけではありませんが、通常の4倍以上のアクセスがあり、イベントサイトへの誘導をうまく行うことができました。結果的にイベントには定員数を超えるお申し込みをいただき、効果的に集客を行えたと感じています。

- Twitterを介したコミュニケーションで印象的なやりとりはありましたか

Twitterのフォロワーの方々と、「ホームページの検索順位はどうしたら上がるのか」というテーマで公開討論のような形で熱い議論をしたことがあります。結局、「正解はない」という結論に至ったのですが、たくさんの方から様々な意見を聞くことができ、内容の濃い議論ができたのは有意義だったと思っています。また、Jimdoにはいくつかの競合が存在します。そこで、ホームページ作成のプラットフォームを迷っている人たちをTwitterで検索してJimdoを勧めるツイートをしてみたところ、最終的に当社のサービスを使っていただけたこともあります。こういったフォロワーの方たちとのやりとりは営業活動にもなっていますし、ぜひ続けたいなと思っているコミュニケーションの形の1つですね

- ありがとうございました

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