サマリーポケット
Twitter広告を活用した成功事例のご紹介
Twitter広告を活用した成功事例のご紹介
コミカルなキャラクターと一期一会の心がけで好感度アップ!トランクルーム・サービス業界でのTwitter広告活用術
「モノ」に関する情報に特化したSNSを運営する「株式会社サマリー」が、倉庫業の老舗「寺田倉庫」と協業し手がける手軽な保管サービスアプリ「サマリーポケット」。一箱月額250円からという画期的なトランクルーム・サービスの提供を始めると同時にTwitterを導入した同社に、その活用方法や広告利用の効果のほどを伺いました。
- Twitterの公式アカウントを開設したいきさつを教えてください
当社では、自分の持ち物や欲しい物をシェアする「モノ」を軸にしたSNS「サマリー」と、新しくできたトランクルームアプリの「サマリーポケット」という2つのサービスでTwitterアカウントを分けています。リツイートによる拡散力に期待できることはもちろん、ユーザーが普段から使っている身近な媒体ということもあり、うまく運用すれば自然な形で当社のサービスを知ってもらう機会が作れるという点に魅力を感じていました。チームの中にこういった共通の意識があったため、「サマリーポケット」を立ち上げる際も、Twitterアカウントを運用して情報を発信する、ということで自然と意見が一致しました。
- どのようなことに気を付けて情報を発信されていますか
「サマリーポケット」は2015年9月に開始した比較的新しいサービスということもあり、まだそれほど認知度が高くありません。ユーザーに当社のサービスを知ってもらうというのがTwitter利用の目的ですが、発信する側はTwitterの投稿を見てくれているユーザーがすでにこのサービスを知っているという前提で内容を書いてしまいがちです。一期一会の気持ちを大切に、ツイートがお客様との初めての接点となるような書き方を意識してメッセージを発信するよう心がけています。
- 事業内容とTwitterマーケティングとの相性は
SNSを利用して、「サマリーポケット」を様々な形で提案させていただいていますが、ユーザーの生活の中に溶け込んだメディアであるTwitterをうまく活用することができれば、Twitterをきっかけに当社のサービスを広く知ってもらい、日常のふとした瞬間に思い出してもらうことが可能であると考えています。相性は良いと思いますね。
株式会社サマリー 取締役 日下部 康介様
- アカウントでは箱型のキャラクターが登場しますが、 その狙いは
「トランクルームアプリ」という当社のサービスに少しでも関心を持ってもらうにはどうしたらいいかということがスタート時の課題でした。アプリ契約時に個人情報などを入力していただく初回登録フローがあるのですが、それを単純なフォーム形式にしてしまうとお客様が面倒だと感じて、途中でアプリを閉じてしまう傾向があります。その対策として、それぞれの入力項目をサポートするキャラクターを起用することにしたんです。これがなかなか好評だったので、自分には縁がないなと思われがちなトランクルームアプリをTwitterで宣伝していく上でも有効なのではないかということで、キャラクターを登場させるようになったというわけです。もともと、「紳士的で博識で、ちょっと横柄」というユーモラスなキャラクター設定だったのですが、熱心な将棋ファンであるチームメンバーによって、いつの間にか「将棋好き」という属性が加わっていたというエピソードもありましたね。会社のサービスを紹介し、宣伝していくためにキャラクターを使うのは良い方法だと考えています。
- リツイートもこまめにされていますが、そのルールは
リツイートに関しては運用担当者に任せていますが、リツイートが新規のお客様と当社とを結ぶきっかけになるかもしれないということを意識して、内容を選んで発信することを大切なポイントとしています。
- Twitter広告導入のきっかけや、社内での意見を教えてください
Twitter広告は「サマリー」の方ですでに運用しており、媒体との相性は良いはず、というチーム内の共通の見解がありました。もちろん、事業計画を立てる際に広告予算をどのくらい取るかという議論はありましたが、Twitter広告を出稿しようという意識は最初からありましたね。当社では小さく試して、感触がよければ大きく広げようという方針で日々のサービス開発に取り組んでいます。ですので、Twitter広告に関してもまずは日当たり何千円という小額から出発しました。媒体との相性もよかったこともあって、大きな議論もなく自然に発展していったという感じです。
- 運用について工夫された点や、ターゲット設定は
細かなチューニングに関しては日々行っているため、挙げるとキリがないのですが、そのなかでも手応えを感じた工夫が2つほどあります。まず、テキストやクリエイティブは使い回しをせずにTwitter広告専用のものを用意するようにしています。手間を省くために、他媒体で使用した画像や広告用テキストをそのままTwitterにも使用するというケースもあると思いますが、当社ではTwitterの媒体特性が他の媒体とは違うということを強く意識しているためです。
もうひとつは最適化オプションの設定です。はじめは「インストール最適化」という最適化ロジックを選択していたのですが、成果が思うように上らなかったため、途中からそれを「クリック最適化」に変えてみたたところ、順調にコンバージョンが上がり始めました。最適化エンジンがうまく働くためには、ある程度の件数がないとうまく学習してくれません。つまり当社では小額で試していたということもあり、件数が充分でなかったということですね。「インストール」よりも前の段階にあたる「クリック」の方がユーザーにとってのハードルが低いため、多くの母数を確保できます。「クリック最適化」を選択することで、結果的にインストール数も安定的に高く獲得できるようになりました。ターゲティングに関してはTwitterのエンジンを適宜使わせていただき順調に行えていると考えています。
- 堀江貴文さんを起用した広告コンテンツの反応は
堀江さんには「サマリーポケット」サービスを使ってくださった方へのインタビューを紹介する「サマリーポケットジャーナル」にこれまで2度に渡ってご登場いただいています。1回目は新サービスを試していただいた様子を紹介する記事で、ご本人の知名度が非常に高いためクリック率は高かったものの、コンバージョンになかなか繋がりませんでした。2回目の記事では堀江さんが1年間使ってみた感想・満足しているポイントを中心に紹介したところ、クリック数とともにコンバージョン率もかなり高くなり、非常に効果がありました。
- 全般的な手応えはいかがですか
Twitter広告はアプリ開始時から利用していたものの、当初はなかなかユーザーが獲得できず苦労していました。その後、広告運用の工夫を重ねることに加え、お客様アンケートなどのフィードバックをもとにサービス自体を拡充して、現在では獲得単価が抑えられるようになっています。もう一段階獲得単価を下げれば、出稿料を一気に増やすような判断ができそうです。
- ありがとうございました
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