INOX Leisure
インドのシネマコンプレックスチェーンが、オリンピック期間中に230万人にリーチした方法とは
インド最大規模のシネマコンプレックスチェーン、INOX Leisure Limited社(@INOXMovies)は、71都市に159館のシネマコンプレックスを擁し、スクリーン数は670スクリーンに上ります。INOX Groupの傘下企業であるINOX Leisure Limited社のTwitter広告キャンペーンは、同社のデジタルメディア広告代理店であるAdd Media Buzz PVT LTD.社(@AddMediaBuzz)との連携により実施されました。
広告キャンペーンの目的
INOX社は、オリンピック・インド代表チームの公式スポンサーとして、ファンとのつながりを築き、同社のスポンサーシップをフォロワーにアピールしたいと考えていました。Twitterには、スポーツやライブイベントについての会話に参加するファンが集まることから、INOX社はTwitterを選びました。
またINOX社は、Twitterオーディエンスに感動を与えながら、アスリートの回復力と、あらゆる困難をものともせずに成功を収めようとする、その決意に敬意を表したいとも考えていました。
同社の広告キャンペーンの目的は、Twitterで大勢の人々にリーチすること、同社のスポンサーシップについての認知度をより高めること、そして高度なエンゲージメントを生み出すことでした。
そのため同社では、動画の再生数キャンペーン、カンバセーションボタン、キーワードターゲティングなど、複数のTwitter商品を組み合わせて活用しました。
オーディエンス
INOX社では、年齢範囲が14歳から55歳までの、エンターテイメント、冒険、ライフスタイル、スポーツに興味関心を持つ利用者をターゲットオーディエンスとしていました。INOX社は、オリンピックでインド代表チームを応援する大勢の人々にリーチしたいと考えていたため、この広告キャンペーンのオーディエンスは、広範な利用者をターゲティングするように設定されていました。
動画を視聴するには、ツイートをクリックしてください。
成果
INOX社の動画の再生数キャンペーンは、2021年7月14日から2021年7月19日にかけて実施されました。この広告キャンペーンでは、低水準のコストパービューを維持しながら、業界ベンチマークを上回る素晴らしい成果を上げることができました(視聴率が業界のベンチマークである1.71%を大きく上回る、32.25%にまで達しました)。
広告のインプレッション数
動画の再生数
ビューあたりのコスト/業界ベンチマーク
カンバセーションボタンを使用した結果、INOX社を話題にするTwitter利用者数が急増したのに加えて、#AayegaIndia のハッシュタグは8,000回以上もツイートされました。
またこの広告キャンペーンに対する感情は、「ポジティブ」または「中立的」が全体の99%を占めました。
成功につながったポイント
イベントの注目人物を広告キャンペーンで取り上げる
人々は、自分にとって重要なイベントとつながるためにTwitterにやってきます。広告キャンペーンが、イベント、イベント参加者、ファンのブリッジとしての機能を果たせる場合、ブランドは文化的レレバンシーを確立することができます。
ブランドがイベントのスポンサーを務めている場合、そのイベントの参加者を取り上げることにより、広告キャンペーンで話題を集めたり、エンゲージメントを獲得したりすることができます。INOX社は動画の再生数キャンペーンで、オリンピック・インド代表チームのアスリートであるメアリー・コム(@MangteC)、マニカ・バトラ(@manikabatra_TT)、ビカス・クリシャン・ヤダブ(@officialvkyadav)を取り上げました。
インド代表チームファンの情熱と敬意は、INOX社の #AayegaIndia 動画の再生数キャンペーンでのエンゲージメントに現れていました。Twitterを使用したつながりに関する詳細は、こちらをご覧ください。
Twitterのターゲティング機能を使用する
INOX社は、Twitterのオーディエンスインサイト機能を活用して、自社のオーディエンスターゲティング戦略を定義するのに最適なキーワードを把握しました。キーワードターゲティングでは、利用者の検索キーワードや、その最近のツイートに含まれるキーワード、そして利用者が最近反応を示したツイートに含まれるキーワードに基づいて、Twitterのオーディエンスにリーチすることができます。
この機能により、関連性が非常に高い利用者にリーチしたり、エンゲージメントを獲得したり、コンバージョンを向上させたりするのに絶好のポジションを、ブランドは確保することができます。
私たちはブランドとして、誇りの感情を高揚させたいと考えていましたが、その機会を与えてくれたのがオリンピックという言葉でした。INOXブランドは、試合の結果にかかわらず、大きな誇りを持ってインド代表選手を支援していることや、オリンピアンであるという感情を尊重していることを、インドのスポーツ愛好家の皆様に伝えたかったのです。この広告キャンペーンにおいて、Twitterが極めて重要な役割を果たしてくれたことを私たちはうれしく思います。