最適化: ウェブサイト訪問数キャンペーン
ウェブサイト訪問数キャンペーンを最適化することで、ウェブサイトを訪問して記事を読んだり、ホワイトペーパーをダウンロードしたり、商品・サービスを購入したりするユーザーを増やすことができます。
この広告キャンペーンは、以前はウェブサイトのクリック数キャンペーンという名称でした。
重要なヒント
- ウェブサイトボタンの機能を活用する
- コンバージョンを効果的に追跡してくれるウェブサイトタグをウェブサイトに埋め込む
- ウェブサイトの訪問者をターゲティングしたり、コンバージョンに結びついたアカウントに似ているアカウントをターゲティングしたりする
コンバージョンを促進するツイートを作成する
ウェブサイト訪問数キャンペーンを設定する際、Xには2種類の広告クリエイティブのオプションがあります。1つは「画像+リンク」です。ツイート内の画像で利用者の目を惹き、本文に表示しているURLをクリックするよう促します。
さらに、ウェブサイトカードを使用して設定するウェブサイトボタンがあります。専用のレイアウトを使い、コールトゥアクションボタンを含むコンパクトな画像を表示します。
- 画像+リンクあるいは画像+ウェブサイトボタンの両方を試しましょう。これまで多くの広告主様にXをご利用いただいていますが、画像とリンクを組み合わせた目立つイメージが高い成果を上げた事例もあれば、ウェブサイトボタンを使ったわかりやすいコールトゥアクションが大きな効果を発揮した事例もあります。両方のクリエイティブを試し、目的に合ったものをお選びください。さまざまな画像サイズをテストする場合は、仕様ページを参照してください。
- リンクと説明文を記載しましょう。ユーザーが実際にアクションを起こすことができるページへのリンクを掲載します。ツイートの中でページの内容を示唆して、ユーザーのミスクリックを防止しましょう。商品やサービスはリンク先のページで見られるか、記事は読めるようになっているか、セール品を購入できるかを確認してください。
- 緊急性を示しましょう。ユーザーがウェブサイトを「今すぐチェックしないと」と感じるようなメリットを記載します。期間限定の特典や限定品の情報など、リアルタイムで流れるXの性質を考慮して、ユーザーがすぐにアクションを起こしたくなるツイートを作ります。
- コールトゥアクション(CTA)を促す文をいろいろと試してみましょう。「見積もりを請求」、「チケットを予約」、「セール品を購入」のように訴求力の高いCTAと、「詳細はこちら」など、婉曲的な表現のCTAのどちらが適切か、実際に試してみることができます。
- プロモ広告は常に最新の情報に更新しましょう。新しいツイートで更新を続けることにより、利用者の興味関心をつなぎとめることができます。長期的な広告キャンペーンの場合、時期に沿った内容をツイートできるように、定期リマインダーを取り入れるのもよいでしょう。
ウェブサイトのコンバージョントラッキングピクセルを設定する
コンバージョントラッキングを導入すると、所定の期間内に貴社のプロモ広告を見た、またはプロモ広告にエンゲージした後、ウェブサイトのコンバージョンに結びついた人数が測定できます。コンバージョントラッキングを利用可能にするには、X広告用アカウントでウェブサイトタグを生成し、それぞれのリンク先のページにタグを埋め込みます。独自のアトリビューション期間(ユーザーの閲覧、反応からコンバージョンまでの期間)を設定したり、広告キャンペーンの収益実績や、コンバージョンを稼いでいるツイートまたはターゲティングパラメータを表示したりすることもできます。
コンバージョントラッキングを導入してキャンペーン実績の全体像を把握することが、キャンペーンを最適化する手がかりとなります。広告キャンペーンの最適化設定で「ウェブサイト訪問数」を選択する際は、キーコンバージョンとしてウェブサイトタグを指定する必要があります。これは、広告キャンペーンで最も重要なタグまたはウェブサイトアクションを示すものです。ウェブサイトのコンバージョントラッキングの設定方法については、こちらをご覧ください。
ウェブサイトタグに何らかの問題がある場合は、 トラブルシューティングガイドをダウンロードしてください。
過去のウェブサイト訪問者へのリマーケティングを行う
X広告アカウント内の [ツール] > [オーディエンス] タブで、ウェブサイト訪問者およびコンバージョンに結びついたアカウントのオーディエンスを作成します。ウェブサイトタグをウェブサイトに設置した数日後に、ウェブサイト訪問者およびコンバージョンに結びついたアカウントのカスタムオーディエンスが作成されます。新しい広告キャンペーンを作り、ターゲティング先を選ぶことで、類似したユーザーをターゲティングしてリーチを広げられます。コンバージョンに結びつくアクションを行ったアカウントを扱う場合は、広告対象を広げたうえで、そのカスタムオーディエンスを広告対象から除外することもできます。これにより、ウェブサイトの利用実績のあるアカウントに再度広告を表示することなく、類似したアカウントのみをターゲティングすることができます。
ウェブサイトの訪問者数はどうすれば増やせますか?
ウェブサイト訪問数キャンペーンの目的は、ウェブサイトを宣伝して訪問数を増やすことです。これらの広告キャンペーンでは、ウェブサイトボタンを使い、ウェブサイトの内容を紹介することができます。ウェブサイトボタンは、利用者のタイムライン上で画像、説明文、コールトゥアクションなどを表示する、X広告の優れた機能です。
上記のヒントを参考にして、キャンペーンを最大限に最適化し、あなたのビジネスにとって最適な結果を獲得しましょう。
ウェブサイト訪問数キャンペーンを設定する方法については、こちらをご覧ください。
リンクのクリック数データがサードパーティーのプラットフォームのデータと一致しないのはなぜですか?
X広告マネージャーの画面には、利用者がリンクまたはウェブサイトボタンをクリックした回数についてのレポートが表示されます。このデータは、クリックのアクションが発生した直後に記録されます。
サードパーティーのアナリティクスプラットフォームには、各ユーザーがウェブページにアクセスし、ページの読み込みが完了するまで滞在(この時点でアナリティクストラッキングコードが発行されます)した回数についてのレポートが表示されます。
表示される2つのクリック数の間に差異が生じるのはこのためです。この差異は、以下の要因によって変化します。
- 読み込み時間 - たとえば低速のセルネットワークでは、リンクをクリックしてからページが読み込まれるまでに長い時間を要することがあり、それが原因で読み込みの完了前にユーザーがウェブサイトを離れてしまう場合があります。
- ユーザーの意欲 - 画像をクリックしたユーザーは、ウェブサイトが読み込まれていることに気付いてウェブサイトから移動してしまう場合があります。
このような場合のクリック数を改善するには、以下を含むさまざまな形式のクリエイティブを試してみることをおすすめします。
- 画像とリンクをツイート本文に追加 - ウェブサイトボタンを使わず、ツイート本文に画像とリンクを追加します。こうすることにより、リンクをクリックする意欲を高めることに成功した事例が見られました。
- リンクのみをツイート本文に追加 - ツイート本文にリンクのみを使用します。この場合も、利用者がより意欲的にリンクをクリックするという結果につながっています。
また、ウェブサイトボタンを使う際には、広告キャンペーンの最適化設定で [ウェブサイト訪問数キャンペーンに最適化] を選択するようおすすめします。この設定を有効にすると、ウェブサイトでのコンバージョンにつながりやすいアカウントがリンクをクリックする回数が増えるよう、広告キャンペーンを最適化できます。