場所、キーワード、ユーザー名、行動、性別、言語、プラットフォーム、興味関心ごとに、広告キャンペーンのオーディエンスの内訳を表示できます。

広告キャンペーンをクリックして [オーディエンス] タブに移動し、オーディエンスの詳細を表示します。オーディエンス単位でデータをエクスポートするには、このページの [エクスポート] ボタンをクリックします。

広告キャンペーンのデータを興味関心ターゲティングやフォロワーが似ているアカウントのターゲティングごとに表示すると、一番上の行に表示される広告キャンペーンレベルのインプレッション数、エンゲージメント数、費用の合計は、その次行以降の数字を合計したものよりも通常少なくなります。これは、ある広告キャンペーンを表示した1件のアカウントのカテゴリーが複数にまたがっている場合、そのアカウントのエンゲージメントとインプレッションが両方のカテゴリーにカウントされるためです。

たとえば、「コメディー」に興味関心を持つアカウントをターゲティングした場合、そのアカウントは「料理」と「ファッション」にも興味関心を持っている可能性があります。広告管理画面には興味関心として「料理」と「ファッション」が表示されますが、これはターゲティングした興味関心である「コメディー」にもそのアカウントが興味関心を持っているからです。広告は、広告キャンペーンで明示した興味関心を持たないアカウントには表示されません。管理画面には、ターゲティングした興味関心と言語に加えて、そのアカウントに関連する他の興味関心と言語の詳細が表示されます。課金は1回のみ行われます（利用者が広告キャンペーンの請求可能なアクションを行った場合、その利用者はターゲティングパラメータ内に収まります）。

興味関心ターゲティングとフォロワーが似ているアカウントのターゲティングは、いずれも付加的なターゲティングの例です。「OR」ターゲティングとも呼ばれています。

広告キャンペーンで5つの興味関心と35のフォロワー（ユーザー名）を選んだ場合、その広告キャンペーンは、これら40のターゲティングの一部でも一致する利用者に広告を配信します。たとえば、興味関心1、興味関心2、ユーザー名1、またはユーザー名2のいずれかを満たす利用者は、広告が配信される条件を満たしています。Xでは、これを付加的ターゲティングと呼んでいます。広告キャンペーンにより多くのターゲティング情報を追加すればするほど、潜在的なオーディエンスは大きくなるからです。

興味関心ターゲティングとフォロワーが似ているアカウントのターゲティングでは、広告キャンペーンで選択した減点的ターゲティング（すなわち「AND」ターゲティング）を考慮します。性別、位置情報、年齢、言語ターゲティングはすべて、「AND」ターゲティングタイプであり、すべての条件を満たすように適用されます。たとえば、広告キャンペーンに設定したターゲティングパラメータが「5つの興味関心を持つ、35のフォロワー（ユーザー名）の18歳以上の英国人女性」だったとすると、広告が配信される条件を満たすのは、「興味関心1、興味関心2、興味関心5、またはユーザー名20のいずれかを満たす、18歳以上の英国人女性」ということになります。