nosh - ナッシュ
Twitter広告を活用した成功事例のご紹介
Twitter広告を活用した成功事例のご紹介
Twitter独自のターゲティングを活かして新規顧客を獲得。宅配食サービス「nosh」を展開するナッシュ株式会社のTwitter活用術
「美味しい、飽きない、安い」をコンセプトに宅配食の製造・販売を手がけるナッシュ株式会社。新規顧客獲得チャネルとしてのTwitter活用ノウハウを伺いました。
ビジネスとマーケティングの概要
- 貴社ビジネスの概要を教えてください
「社会全体を健康に。」を企業理念に掲げ、生活習慣病などの社会問題を食事を通して改善することや、健全な食生活の実現に貢献する宅配食サービスを展開しています。
商品コンセプトは「美味しい、飽きない、安い」。自社工場で製造することで、味や品質のコントロールを可能にし、和洋中それぞれの専属シェフと管理栄養士によって冷凍食品と思えない、美味しいメニュー開発に励んでおります。飽きずに継続的にサービスをご利用いただけるよう、週2〜3品のメニュー入れ替えを行い、常時60種類以上のメニューをご用意しています。製造から販売までを自社で行うことで、低価格でのご提供を実現。今後は物流までを自社で行うことを視野に入れています。
- 貴社全体のマーケティングの取り組みはどのようなものですか
D2C企業としてマーケティングも自社で行うという考えのもと、代理店や委託などを極力減らして自社で取り組んでいます。様々な目的でご利用いただけるサービスのため、SNSでのお客様の声をヒントに、幅広い訴求方法の開発やサービス改善に努めています。
20〜30代のお客様を中心に幅広くご利用いただいています。以前はダイエットや栄養管理に興味のある方のご利用がメインでしたが、コロナ禍でリモートワークが増えたことなどから、手軽に食事が摂れるという点で忙しい社会人や一人暮らしの方にもご利用いただくようになりました。
Twitterの位置付けとオーガニック運用
- 御社の事業において、Twitterの役割はどのようなものでしょうか
コミュニケーションと新規獲得、両方の目的で利用しています。
毎朝出社してまず一番にすることは、noshについてコメントされているツイートにいいねやリプライをすること。問い合わせに対してはDMでカスタマーサポートへ誘導するなど、コミュニケーションチャンネルとしての活用がひとつです。クリエイティブや訴求内容の開発に、Twitter利用者の声を参考にすることも多いです。
もうひとつは新規の獲得チャネルとしての活用です。実績からも、新規獲得のポテンシャルが高いプラットフォームだと感じており、毎月の広告出稿金額も他媒体と比べて多いです。宅配食を展開する同業他社と比べて、フォロワー数は多いと認識しておりますが、獲得が増えることでご利用いただいた方が感想をツイートしてくださり、そこから新しいフォロワーが増え、また購入につながるという相乗効果があり、好循環を生み出せています。
- どのような体制でTwitterを運用されていますか
公式アカウント運用(オーガニック投稿など)に1名、広告運用に2名、クリエイティブ制作に3名でチームを構成しています。すべて自社で行っているため、訴求内容や展開のスピード感などを重視し、このような体制をとっています。このメンバーはTwitter以外のソーシャルチャネルも同時に担当しています。
- 日頃のツイートで工夫されていることはありますか
クリエイティブに関するミーティングを毎週行い、反応のよいツイートや利用者さまの声をタイムリーに拾い、翌週の発信に反映させるようにしています。
オンラインサービスは人の顔が見えづらく、お客様が不安に感じることもあると思います。とりわけ弊社は食品を扱っているため安心感は重要と考えており、最近は動画を取り入れることでお客様のストレスを軽減し、より親近感を感じていただくことや、テキストだけでは伝わりづらい商品のイメージが伝わるよう工夫しています。スピード感や運用負担などを考慮し、毎週登場する新メニューを簡単なスマホ動画を添えてツイートしています。
パッケージリニューアルに際してTwitterのアンケート機能を活用。
- ビジネスでTwitterをやっていてよかったと実感したことや始めてからの新たな発見、オーガニックの運用がビジネスゴールにつながったと感じたことはありますか
アカウントは2018年に作成していましたが、本格的に運用を始めたのは2020年3月ごろからです。積極的にTwitterで利用者の方とコミュニケーションを取るようになってから、フォロワー数も徐々に増えていき、お客様との新たな接触の場として少しずつ成長し、認知UPや新規獲得につながったと思います。
もともと一人暮らしの層には響く商品なのではと考えていましたが、同じの属性でも一番反響が大きかったのはTwitterでした。反応のあった利用者属性を分析してみたところ、投資をしている人、ガジェット好き、ゲーム好きなど、何かに没頭する人と親和性が高いという発見に繋がり、新しいポテンシャル層を探すきっかけとなりました。
Twitter広告の成果
- Twitter広告を始められたきっかけは何ですか
他のデジタルチャネルでの広告は実施していましたが、新たなチャネルを試してみようということで2021年2月からTwitter広告を開始しました。noshに入社する前から消費者としてnoshを利用していたのですが、サービスを知ったきっかけがTwitterだったこともあり、うまくいくかもしれないという感覚がありました。
- Twitter広告はどのような目的で実施されていますか
プレゼントを絡めたフォローキャンペーンも行いますが、メインで実施しているのは新規顧客の獲得を目的としたキャンペーンです。ウェブサイト誘導からのダイレクトレスポンスを評価指標としています。
Twitter広告のラストクリックからの新規顧客獲得数は4.8倍にまで増加しました。
- ターゲティングやクリエイティブにどのような工夫をされましたか
ターゲティングはフォロワーターゲティングを多く利用しています。前述の投資、ガジェット、ゲーム好きなどの属性に対して、他媒体ではできないターゲティングが柔軟に設定でき的確にアプローチできるところが、Twitterの効果が高い一番の理由だと考えています。
Twitter広告の運用経験はほとんどなかったのですが、ターゲティングに関してTwitter社の担当の方から提案をいただくなど個別サポートをうけて、スムーズに行うことができました。
- 特にうまくいったキャンペーンについてお聞かせください
男性をクリエイティブに起用したキャンペーンでは、若年層・男性層を中心にリーチを広げることができました。
広告効果を確認するためにも少なめの予算で開始しましたが、さまざまなターゲティングやクリエイティブを試しながら最適解を見つけつつ、徐々に投下予算を増やして参りました。結果的にTwitter広告のラストクリックからの新規顧客獲得数は4.8倍にまで増加しました。
- ありがとうございました
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