ツイートスレッドを使う方法
動画、GIF画像、画像、そしてカルーセル広告をはじめとするTwitter商品など、ツイートでメッセージを表現するさまざまな方法が存在しますが、それではメッセージが日本語140文字以内に収まらない場合や、ストーリーの進展に合わせて、フォロワーに最新情報をリアルタイムで伝えたい場合はどうすればよいでしょうか?
そんなときに役立つのがTwitterのスレッド機能です。ここではツイートのスレッドを作る2つの方法を説明するとともに、Twitter自身が運営するいくつかのTwitterアカウントによる、代表的なスレッドの一部をご参考までに紹介します。
ツイートスレッドを公開する方法
1. [ツイート] ボタンをクリックして、新しいツイートの下書きを作成します。
2. スレッドの最初のツイートを作成します。[ツイートを追加] ボタンをクリックすると、2つ目のツイートウィンドウが表示されます。
3. スレッドに含めるすべてのツイートを追加し終わったら、[すべてツイート] ボタンで同時に公開できます。また、[別のツイートを追加] ボタンを使えば、過去のツイートにスレッドに追加することもできます。
ツイートを1つずつ公開する場合と、スレッド全体を一挙に公開する場合
1つのツイートをスレッドとして公開すると、フォロワーにストーリーが続くという期待感をもたせることができるため、ライブイベントや商品の発表、またはコンテストの勝者の発表に最適です。
複数のツイートを含むスレッド全体を一挙に公開することで、フォロワーに完結されたストーリーを見せることができます。これは、企業からの特別な告知など、メッセージをコントロールして伝えたい場合に有効です。たとえば@TwitterBusinessは、Proプロフィールのテストを実施した際にそうした試みを行っています。
ツイートをスレッドで公開する理由
ストーリーの伝達、興味関心の喚起、緊張感の醸成
ツイートのスレッドは、ストーリーのクライマックスへの興味関心を喚起してさらに盛り上げたり、会話の核心に迫ったりするのに最適です。
ツイートを1つずつ公開する場合は、最初のツイートを公開してからおよそ1時間後に2番目のツイートを公開し、さらにおよそ15分が経過してから3番目のツイートを公開することをおすすめします。
こうしてツイートを公開するタイミングに変化を付けることで、フォロワーの興味関心が薄れない時間間隔で、タイムラインの上位にスレッドを表示させることができます。
動画や画像を使い、長期間にわたって一連のコンテンツを公開する場合や広告キャンペーンを行う場合も、必ず最初のツイートを公開してから数日後に次のツイートを公開しましょう。@TwitterTogetherが実施した、プライド運動を讃える #AlwaysProud の一連のツイートがこの事例に当てはまります。
このスレッドの最初のツイートでは、ある人物の個人的経験に関する動画が掲載されており、その5日後には別の動画が、一連のコンテンツの一部として公開されています。もちろんそれぞれの動画はコンテンツとして独立していますが、スレッドとして公開することで、そこに込められたメッセージが強化されています。
ツイートの再浮上とフォローアップ
スレッドを使って補足のツイートを追加することで、過去に公開したツイートをタイムラインの上位に浮上させたり、その内容をフォローアップしたりすることができます。@TwitterSpacesでは、注目すべきスペースや興味深いスペースがオーディエンスの目に止まるように、こうした試みを2~3日おきに実施しています。
イベントをスレッドでライブツイートした場合は、イベントの翌日に返信して、オーディエンスに感想を聞いたり、事後の質問や、今後のイベントで取り上げる論点があるかどうか尋ねたりすることができます。スレッドをフォローアップすることで、利用者の意見を尊重し、会話を積極的に推進する姿勢をオーディエンスに示すことができます。
Twitterスレッドの始め方は以上です。その他のヒントをお探しの場合は、ブランドがスレッドを活用する5つのクリエイティブな方法をこちらで紹介していますので、ぜひ覧ください。