15秒の動画再生数: Twitterのプレミアム動画の再生数に関する新しい購入モデル
編集注記: 2021年08月04日に、この入札単位は、動画の再生数およびプレロール再生数の目的で世界中で利用できるようになりました
広告では、1秒間も無駄にすることができません。良い第一印象を短時間で与えるためには、インパクトのあるビジュアルと簡潔なメッセージでオーディエンスを惹きつけること、その関心を維持することに注力する必要があります。また、ブランドは、動画視聴数が広告の成功に寄与する、意義あるものであるかどうかを把握したいと思っています。
動画の再生数や動画の再生完了率が実益を伴うものであることを重視する広告主様のニーズに応えるため、Twitterでは、コンテンツへのエンゲージメントの高い、長時間の再生を優先する「15秒の再生数」の購入モデルを展開します。この新たな入札単位モデルでは、15秒視聴される動画、または15秒以内に視聴が完了する動画のいずれかの配信を最適化するように作られており、初期テストにおいては、これまでのTwitterで最も高い動画完了率を達成しています。
仕組み
Twitterは、Twitter上における嗜好やトレンドに基づき、どのアクティブなターゲット利用者が動画コンテンツを視聴する可能性が高いかを予測するモデルの開発を進めており、動画広告配信の最適化を目指しています。これらの利用者に広告主様の動画を配信し、広告主様はCPM(1,000インプレッションあたりのコスト)に基づき、課金されます。
Twitterではこの新しい最適化モデルを過去数ヶ月にわたって、Bud LightやVirgin Mediaなど数百の広告主様とのテストで微調整を行い、次のようなテスト結果を導き出しました。15秒再生の入札単位を選択した広告主様は、従来の入札単位と比較して、平均して再生完了率が89%増加し、再生完了数あたりのコストが25%下がりました*。
Twitterの15秒再生入札の独特な特性を反映するため、この新しい入札単位に関連して、Twitter広告マネージャーに新たなデータ指標が追加され、広告主様のKPIをより効果的に測定できるようになっています。
- 15秒の動画再生数あたりコスト: 総費用を15秒以上視聴された回数で割ったものです
- 15秒の動画再生数: これらの広告再生数は、動画が15秒または動画の95%以上を視聴された場合にのみカウントされます
- 15秒の動画再生率: この割合は、15秒の動画再生数をインプレッション数で割ったものです
15秒再生の入札のご利用方法
本日より、15秒再生の入札単位は、動画の再生数を目的とする、すべての広告キャンペーンの新しい初期設定の入札単位となり、世界中のすべての広告主様が利用できるようになります。ぜひお試しになり、ご意見をお聞かせください。今年後半には、プレロール再生数キャンペーンにも同様の購入モデルを導入する予定です。
*脚注: 2021年第2四半期に米国で実施された30日間の外部ベータテストの結果に基づくもの。数値は、同期間のすべての既存入札単位の平均値と比較した15秒再生入札の平均の結果を反映したもの。