アプリのインストール数またはアプリのリエンゲージメント数キャンペーンの最適化
アプリのインストール数またはアプリのリエンゲージメント数キャンペーンを最適化すると、モバイル端末を利用するオーディエンスを効率的にターゲティングし、アプリのインストールやエンゲージメントを増やすことができます。モバイル市場向けに最適化されたポストを表示することで、ユーザーはタイムラインから直接アプリをインストールしたり起動したりすることができます。
重要なヒント
- 画像や動画に注目してもらう
- リアルタイムのインテントデータと強力なターゲティング情報を活用する
- モバイルアプリのコンバージョントラッキング(MACT)を設定する
学習期間
新しい広告キャンペーンを立ち上げた最初の3~5日間、広告に最適なユーザーを見つけようとシステムが探索します。Xではこの最初の探索フェーズを「学習期間」と呼んでいます。
学習期間中は、システムが可能な限り効率的に学習、補正できるように、広告キャンペーンに変更を加えないことを強く推奨します。このフェーズでは、パフォーマンスが変動する可能性があります。学習期間が終わると、広告キャンペーンのパフォーマンスは安定するはずです。最初の3~5日間が過ぎてもパフォーマンスが上がらない場合は、入札額を高くする、ターゲットオーディエンスの範囲を広げる、またはクリエイティブを更新することを推奨します。
動画を使ってアプリのプロモーション効果を高める
アプリボタンを使ってツイートしましょう。アプリボタンはモバイル端末利用者に画像のプレビューやアプリ評価を表示し、アプリのインストールや起動がタイムラインから直接できる、便利な広告形式です。そのためにはアプリカードの設定が必要です。
- 画像と動画を広告に投入する: 画像広告や動画広告では、アプリのプレビューを表示するアプリボタンで補完することができます。ビデオアプリキャンペーンでは多くの場合入札額が高くなる可能性が高いため、入札単価を調整することをおすすめします。
- テストを繰り返す: 広告キャンペーンあたり3~5個のクリエイティブから始めましょう。目を引く言葉を使い、ターゲットオーディエンスに合わせた魅力的な画像をデザインすることによって、興味関心を持つ利用者によるクリック数、インストール数、リエンゲージメントを増やすことができます。その後、効果の高いクリエイティブに予算を集中させましょう。
- クリエイティブを更新する: Xでは、新鮮な関連性の高いコンテンツが重要です。広告クリエイティブもそのようなものにしましょう。クリエイティブを頻繁に新しくすることで、主要なオーディエンスが飽きないようにしてください。少なくとも2週間に1度新しくすることをおすすめします。
目的を持ってターゲティングする
アプリのインストール数またはアプリのリエンゲージメント数キャンペーンのターゲティング設定では、他の広告キャンペーン目的よりも細かいニュアンスを含むことがあります。
- テスト: 広告キャンペーンを初めて実施する際は、ターゲティング・クリエイティブ・入札の組み合わせをいくつかテストして何が効果的かを確認することを目標として設計しましょう。その後、をれをスケールさせることに焦点を当てます。
- 計画: 異なるターゲティング、クリエイティブ、入札を組み合わせてキャンペーンを構築しましょう。 デバイス(iOSやAndroid)ごとに複数のキャンペーンを持つことが望ましいです。キャンペーン動詞のオーディエンスの重複は最小限に抑えましょう。
- 効率化: すでにアプリをインストールしているアカウントからなるカスタムオーディエンスを除外することで、顧客獲得の効率を最大限に高めましょう。
アプリストアへのコンバージョンをトラッキングする
コンバージョントラッキングパートナーは、すべての広告キャンペーンのコンバージョンとアトリビューションをリアルタイムで分析します。利用者がX広告にエンゲージメントする、アプリをインストールするなどのアクションを行うことで、トラッキングパートナーとXはインストールやユーザーアクティビティをアトリビュートするためにリアルタイムで通信します。 パートナーによるモバイルアプリコンバージョントラッキングを利用すると、以下のことができるようになります。
- ROIへの注力: 顧客生涯価値やパフォーマンスデータを理解し、傾向を読み取ることができます。
- 顧客獲得以上の成果: ファネルの各ステップを把握し、リマーケティングキャンペーンを通じてリエンゲージメントを促進しましょう。
- 全体の把握: すべてのマーケティングチャネルで使った金額の効果を調べて比較しましょう。
詳細についてはアプリのMACTの設定方法をご覧ください。
入札オプションにはどのようなものがありますか?
アプリのインストール数キャンペーンには、ROIをできるだけ高めるうえで役立ついくつかの入札オプションがあります。キャンペーンを作成後、または下書きを保存した後は、目標を変更することはできませんのでご注意ください。
アプリのクリック数
アプリのクリック数あたりの入札と課金を行います。
この入札オプションをオンにするために、モバイルアプリコンバージョントラッキング(MACT)は必要ありません。
どのように機能しますか?アプリのクリックとは、アプリストアに誘導した、または直接アプリに誘導したクリックです。ユーザーがこの行動をとった場合にのみ課金されます。この目標オプションでは、アプリのクリック数ができる限り多くなるよう最適化されます。
どのような広告主がアプリのクリック数を使用すると良いですか?このオプションはすばやく規模を拡大したい広告主に最適です。アプリのクリック数は、非常に具体的なユーザー名やキーワードでターゲティングした主要なオーディエンスなど、ターゲットを絞り込んだキャンペーンで使用してください。パフォーマンスが下がり始めた場合は、他の入札タイプに拡張することをおすすめします
アプリのインストール数(推奨) - アプリのリエンゲージメント目的では利用できません
アプリのインストール数で入札し、インプレッション数またはアプリのクリック数に応じて課金されます。
このビディングオプションをオンにするには、モバイルアプリのコンバージョントラッキング(MACT)が必要です。
どのように機能しますか?アプリのインストール数を目標とすると、アプリのクリックではなく、アプリのインストールあたりで入札を行うことができます。この目標オプションでは、アプリのインストール数ができる限り多くなるよう最適化されます。
アプリのクリック数のみに基づいて課金されますが、上限入札単価がインストールあたりのおおよその支払い額となります。このオプションでは、入札額を大きく超える金額が請求されることはありませんが、支払う料金が入札額より低い場合や、若干高くなる場合があります。アプリのインストール数キャンペーンは予測インストール数に基づきますので、上限入札単価はあくまでも目安となります。
どのような広告主がこの目標を設定すると良いですか?KPIにインストール数が含まれる場合は、この目標オプションを活用することをおすすめします。このオプションはキャンペーンパフォーマンスの最適化に理想的です。ROIを高めるにはどのクリエイティブ形式またはターゲティングオプションか良いかを試せるからです。地域ターゲティングやさまざまな興味関心カテゴリーのみを使ったキャンペーンなど、ターゲティング範囲の広いキャンペーンで使用すると良いでしょう。