キーワードターゲティング
キーワードターゲティングを活用すると、利用者の検索クエリ、最近のポスト、および最近反応を示したポストのキーワードに基づき、X利用者に広告を表示することができます。このターゲティングオプションにより、関連性が最も高い利用者にリーチし、エンゲージメントを促して、コンバージョンを向上させる絶好のポジションを確保できます。
仕組み
広告キャンペーン設定内で、キーワードを指定したターゲティングを行うことができます。広告キャンペーンに関連するさまざまなキーワードを、最低25個追加することをおすすめします。
広告キャンペーンにキーワードターゲティングを追加するには
- 広告キャンペーン設定の [ターゲティング] セクションに移動します
- [オーディエンスの機能] セクションの [すべて] をクリックし、[キーワード] を選択します
- そこでキーワードを入力し、[追加] または [除外] を選択します
- 追加: 利用者がキーワードを含むポストをするか、またはそのようなポストに反応し、なおかつ場所、言語、端末、性別ターゲティングの条件を満たしていれば、この広告キャンペーンのターゲティング対象になります。
- 除外: 利用者が除外されたキーワードを含むポストをするか、またはそのようなポストに反応した場合は、場所、言語、端末、性別ターゲティングの基準を満たしていたとしても、この広告キャンペーンのターゲティング対象にはなりません。加えて、除外されたキーワードの検索結果には広告キャンペーンは表示されません。
キーワードの除外を過度に行うと、オーディエンスの規模が縮小し、広告キャンペーンのリーチに影響が及ぶ場合があるので注意しましょう。
利用者によるリンクのクリック、詳細のクリック、いいね、返信、さらにキーワードを含む検索などは、利用者がキーワードと関わったシグナルとして使用されます。
注記: キーワードターゲティングの目的は広告キャンペーンに合ったオーディエンスにリーチすることで、プロモポストに近いコンテンツには影響を与えません。
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キーワードを入力すると、推定数が表示されます。これらの推定数は、各キーワードが全世界で1日あたりに出現する数を表しています。
特殊なキーワードをターゲティングすると、エンゲージメント率は上がりますが、広告キャンペーンのオーディエンスの範囲が限定されることにもなります。高いエンゲージメント率を維持しつつパフォーマンスを高めるには、一般的なキーワードと特定のキーワードを組み合わせて使用します。
広告キャンペーンにキーワードをまとめて追加または除外することもできます。
これを行うには、テキストボックスドロップダウンで [キーワード] または [除外: キーワード] を選択し、キーワードのリストを入力します。次に [条件を追加] をクリックします。正常に追加されると、それらのキーワードが緑色か赤色に変わります。まとめて追加する機能では、推定出現数は表示されません。
補足事項
- キーワードターゲティングはXのすべての言語で利用できます。
- 句読点には対応していません。
- 広告グループ1つ当たりの最大キーワード数は750個です(ターゲティングタイプがキーワードのみの場合、少なくとも25~50個のキーワードをターゲティングすることをおすすめします)。
- キーワードの#ハッシュタグを含める必要はありません。#ハッシュタグはキーワードをターゲティングするときに、自動的に含まれます。たとえば、「コーヒー」というキーワードを追加すると、ターゲティングに「コーヒー」と「#コーヒー」が追加されます。
- キーワードは、語順にかかわらず、そのキーワードが含まれているポストが対象となります。キーワードの間に別の言葉が入っているものも含まれます。関連用語、活用形、類義語、スペルミス、および俗語も含まれます。たとえば、「ブラックコーヒー」というキーワードは、「私はコーヒーはブラックが好きです」や「コーヒーをブラック以外で飲む方法はありますか?」などのポストに一致します。
広告キャンペーンの配信
広告キャンペーンは、ホームタイムライン、プロフィールとポストの詳細ページ、検索結果の3つの場所で配信されます。
初期設定では、広告キャンペーンはホームタイムラインに表示されます。また残りの2つの場所(プロフィールとポスト詳細ページおよび検索結果)をカスタマイズするオプションもあります。
これを行うには、広告キャンペーン設定で、[クリエイティブ] に移動します。画面の右側で、場所の選択または選択解除を行うことができます。
ホームタイムラインはオプションの場所ではないので、選択解除することはできません。
結果を確認する
広告キャンペーンデータレポートで、キーワードごとにデータの内訳を表示できます。これを行うには、広告キャンペーンをクリックして、[オーディエンス] タブをクリックし、[キーワード] を選択します。
このデータを表示すると、インプレッション数、エンゲージメント数、費用を広告キャンペーンレベルで合計した数字が、それ以下に表示される各行のキーワードのデータを合計した数字よりもはるかに小さい場合があります。これは、キーワード間にある程度の重複があるためです。このような重複は、1つの検索クエリまたはポストに複数のターゲティングキーワードが含まれている場合に生じます。
たとえば、キーワード「晴れ」と「#晴れた日」をターゲティングし、あるアカウントが「晴れの日が待ち遠しい!#晴れた日」とポストした場合、そのアカウントにより発生した広告インプレッションが「晴れ」で1回、および「#晴れた日」で1回と表示されます。
これは正常な現象で、2回レポートされていますが(各行で1回)、1回のみ請求されます。ユーザーが広告キャンペーンの請求可能なアクションを行った場合にのみ請求されます。
よくある質問
禁止されているキーワードはありますか?
はい。Xのグローバルポリシーによって、広告主様は次のキーワードをターゲティングすることを禁じられています。
- Xが定期的に更新するキーワード拒否リストに含まれているもの。多くの場合、それらのキーワードはセンシティブな出来事に関連しています。
- 慎重な扱いを要するカテゴリーをターゲティングするもの。
Xのキーワードターゲティングのポリシーの詳細はこちらをご覧ください。
除外キーワードターゲティングはどのように機能しますか?
除外ターゲティングは次の2点で機能します。
- 広告キャンペーンが、除外されたワードにエンゲージメントした利用者に表示されないようにします。
- 広告キャンペーンが、除外されたワードの検索結果に表示されないようにします。
なお、除外キーワードターゲティングでは、タイムライン、プロフィール、ポストの詳細、または除外されていないワードの検索結果の中にある除外されたワードの近くに広告が表示されないようにすることはできません。
広告エディターにキーワードをアップロードできますか?
広告キャンペーン設定でキーワードをまとめて追加できます。[ターゲティング] > [オーディエンスの機能] セクションで、[複数のキーワードとフォロワーが似ているアカウントをインポート] をクリックし、ドロップダウンから [キーワード] または [除外: キーワード] を選択します。そこでキーワードをまとめて入力できます。そして [条件を追加] をクリックします。
広告エディターでキーワードをまとめて追加することもできます。これを行うには、広告キャンペーンの広告エディターファイルをダウンロードして、AW-BB列までスクロールします。追加または除外するキーワードを追加します。各キーワードは「;」で区切り、スペースは入れません。たとえば、「coffe;latte;flat white;drinking;sunny day」のようにキーワードを追加します。キーワードを追加したら、広告エディターファイルを再度アップロードし、広告キャンペーンの変更を反映します。