Australian Institute for Teaching and School Leadership
AITSLがTwitterを活用してWorld Teachers’ Dayの結束を高めた事例
Australian Institute for Teaching and School Leadership(AITSL)
The Australian Institute for Teaching and School Leadership(AITSL)は、オーストラリア連邦政府、州政府、および準州政府に対して国家的リーダーシップを提供し、質の高い教育と学校のリーダーシップを支援しています。
これまでもTwitterで広告を配信してきましたが、今回のWorld Teachers’ Dayでは、24時間にわたってテイクオーバーを行うことで、キャンペーンの効果をさらに高めることができました。結果として、広告のリーチとエンゲージメントが大幅に向上し、オーストラリアのTwitter利用者が教師への感謝の気持ちを表す絶好の機会となりました。
広告キャンペーンの目的
World Teacher’s Dayは、教師に感謝を伝えるために世界で毎年行われるイベントです。
2021年、AITSLは、ソーシャルメディア上で教育の明るい未来を祈念し、サングラスをかけた自撮り写真を共有したり、リンゴをモチーフとしたバーチャルゲームを楽しめるようにしました。
AITSL(@aitsl)の目的は、オーストラリアでのこの日の認知度を上げることでした。また、教育の#BrightFuture(明るい未来)に対する意識を最大限に高め、オーストラリアの人々が教師に感謝の気持ちを表すように働きかけました。
その一方で、オーストラリア全土の教育をサポートするAITSLの活動についても紹介しました。
オーディエンス
AITSLでは、慣習として教育部門がキャンペーンを担当してきました。
しかしWorld Teachers’ Dayのキャンペーンを実施するにあたって、AITSLは、教師だけでなく保護者やオーストラリアの一般コミュニティにもメッセージを伝えたいと考えたのです。
そのために活用したのが、Twitterのタイムラインテイクオーバーです。この商品の初期設定では、選択した国を対象に全国的なターゲティングを採用しています。
World Teachers’ Dayの主な目的は、オーストラリアの人々に教師の素晴らしい仕事ぶりや取り組みを再認識してもらうことです。「#BrightFuture」ソーシャルメディアキャンペーンの一環としてTwitterと連携することで、オーストラリア全土で新たなオーディエンスを獲得することができました。
成果
AITSLは、わずか24時間でオーストラリアでの認知度を高めることができました。
タイムラインテイクオーバーで獲得したインプレッション数1
総広告エンゲージメント数2
ブランドに関するツイートの増加率3
成功につながったポイント
重要な文化的モーメントにオーディエンスとつながる
Twitterには重要な瞬間がリアルタイムで映し出されており、世界中の人々がそうした瞬間に注目し、その話題について会話をしています。
World Teacher’s Dayのために、AITSLはTwitterを使って関連性の高いモーメントとつながり、オーストラリアにおける教育の#BrightFuture(明るい未来)について幅広い認知を促進しました。
さらに、Twitterの利用者は、AITSLのコンテンツをただ受動的に消費していたのではありません。Brandwatchによると、World Teachers’ DayにオーストラリアのTwitterでAITSLが言及された回数は、普段の平均的な言及回数に比べて1307%も多かったことがわかっています。4
タイムラインテイクオーバーを使ってマスリーチを実現
AITSLはWorld Teachers’ Dayに合わせ、オーストラリアの人々に対して教師への感謝の気持ちを表すための行動を促したいと考えました。
そのため、Twitterの中でも非常に価値のある場所であるタイムラインを独占し、教師にメッセージや祝福を送るようプロモーションしました。
タイムラインテイクオーバーを使うことで、AITSLはわずか24時間で130万の広告インプレッションを獲得し(業界基準は120万)5、オーストラリア全土にメッセージを拡散させました。
タイムラインテイクオーバーの活用方法について詳細を確認し、幅広いオーディエンスにメッセージをすばやく届けましょう。
エンゲージメントの獲得につながる広告をデザイン
24時間のキャンペーン中、AITSLは4つの異なるツイートを順番に使い、印象的な短い動画(15秒以下)を配信して強力な行動喚起を行いました。
その他、サングラスをかけた自撮り写真をTwitterに投稿できるようにしたバーチャルフォトブースや、人気の教育アンバサダーであるEddie Woo氏(@misterwootube)と一緒にバーチャルでリンゴを集める動画広告ゲームなどを広告で展開しました。
先生方には、常日頃から慕われ、感謝されていることを感じてほしいと願っています。World Teachers’ Dayは、コミュニティが先生方の仕事や取り組みをたたえ、感謝するための絶好の機会です。
関連コンテンツ
1Twitterの内部データ、オーストラリア、2021年10月29日
2Twitterの内部データ、オーストラリア、2021年10月29日
3Brandwatchのデータ、オーストラリア、2021年10月29日
4Brandwatchのデータ、オーストラリア、2021年10月29日
5Twitterの内部データ、オーストラリア、2021年10月29日