コミュニティ管理
Xでコミュニティを築くためのヒント
エンゲージメントキャンペーンの効果について確認する
会話に加わる
X上ではさまざまな会話が盛り上がり、1対1のやり取りを通じて関係性やコミュニティを築くための最適な場をビジネスに提供しています。多くの場合、このようなやり取りをフォロワーが見ることにより、リーチが拡大し、取り組みの効果が高まります。
ポストへの反応には主に3つの種類があり、メリットがそれぞれに違います。
いいね
いいねは、ポストへの同意や支援の気持ちを示すのに適しています。
自分がいいねをしたポストはプロフィールの [いいね] の下に表示され、特定のフォロワーのタイムラインにも表示される場合があります。
リポスト
リポストをすると、自分のオーディエンスにとっても価値がありそうなポストをシェアすることができます。利用者が作成したコンテンツをシェアする方法としても利用できます。
引用ポストを使い、面白いコメントを付けたり、話題を膨らませたり、自分の視点を追加したりすることができます。
返信
返信では、ポストに返信することができます。お客様と1対1で会話ができる重要な手段であり、話題が拡散されるきっかけになることもあります。うまく返信できれば、エンゲージメントやフォローを効果的に得られる場合があります。
ヒント
X上でオーディエンスと交流する
X上でコミュニティを築くには、つながりを持てるチャンスを見つけ、広げていくことが役立ちます。たとえば、次のようなことをお勧めします。
- 質問をしたり、Xの投票機能を使ったりして、会話のきっかけを作る
- 状況に応じて、GIF画像、絵文字、ミーム、またはテキストのみのポストを使って、感情が伝わるコミュニケーションを行い、会話をしやすくする
- ポストを見た利用者にしてほしいことがあれば、それを伝える(「新しいリリースが楽しみな方はリポストをお願いします」)
- 最新のトレンドをキャッチして、すでに行われている会話に参加するチャンスをつかむ
- X上で会話して、特定のトピックについてグループの利用者と定期的に関わる
人間らしく、リアルに、語りかけるように。アカウントの背後には人がいることがわかるようにしましょう。
ブランドボイスを明確にする
Xは、ブランドの人間味ある部分を伝える場です。他のプラットフォームでの伝え方よりも、よりウィットに富んでいたり、際立っていたり、または今の状況をより明確に伝えたりする表現が好まれます。
始めてみたいと思われた場合は、「Xでの伝え方を考える」というワークシートをダウンロードして、課題に挑戦してみると役立ちます。
- ガードレールを設定する: なるべく使用した方がよい、または避けた方がよい言葉やトピックにはどのようなものがありますか。
- アカウントのペルソナを確立する: あなたのブランドがもし「人」だったら、どんな顔をしているでしょうか。
- 練習用のポストを作成する: フィードバックをもらったり確認してもらうためのポストの下書きを作成します。
コミュニティを運営するのは、ブランドを確立するうえで素晴らしい手段の1つです。そのためのリソースを確保しないならば、大きなマーケティングのチャンスを逃すことになります。
X上でのソーシャルリスニング
X上では毎日至るところで会話が生まれています。あなたのビジネスもその会話に参加することができます。参加する会話を見つけるためのヒントを4つご紹介します。
- 高度な検索: Xの高度な検索を使うと、日付やキーワード、対象のアカウント、エンゲージメント数などを指定してポストを検索できます。繰り返し利用できるように検索を保存しておくこともできます。
- Xのリスト: リストを使うと、モニタリングしたいアカウントを整理することができます。公開されているアカウントをリストに追加して(そのアカウントをフォローしていなくても構いません)、リストを非公開にしておくと、常に会話を確認するための強力なツールとなります。まず始めに用意しておくべき4つのリストをご紹介します。
- トレンド: [話題を検索] タブでトレンドをチェックすることで、何が話題になっているかをリアルタイムで知ることができます。適した話題があれば、その会話に参加することができます。
アドバイス: 少し離れる時間も必要です。画面を見ない時間を作ることで、燃え尽きを防ぎ、リフレッシュしてコミュニティと向き合うのに役立ちます。
カスタマーサポート
Xではリアルタイムにやり取りができるため、カスタマーサポートの提供に役立てることができます。戦略を立てるうえでのヒントをいくつかご紹介します。
- プロフィールにサポートの対応時間やその他の情報を追加する
- タイミングよく対応する。すぐにサポートができない場合は、返信をし、お客様のポストを確認したこと、改めて連絡することを伝える
- やり取りが長くなる場合や、個人情報のやり取りが必要になる場合は、ダイレクトメッセージでのやり取りに移行することを提案する
- 管理の分量やリソースに問題がなければ、サポート用に別のアカウントを用意することを検討する