X Ads
モバイルアプリ広告のためのガイド
概要
この資料ページは、Xで効果的なモバイルアプリキャンペーンを設定し、実施するために必要なすべての情報が掲載されたクイックスタートガイドです。モバイルアプリキャンペーンは、アプリのインストール数やアクセス数の増加に貢献します。このページを、必要な情報の検索と確認にお使いください。また、今後参照する場合に備えて、このページをブックマークしておきましょう。
その他の調査データや資料については、アプリのインストール数のメインページをご覧ください。
目次
広告キャンペーンの設定
設定の前に
最初のアプリキャンペーンを開始する前に、MACTパートナー、SKAdNetworkと連携していること、およびアドバンストモバイル測定プログラムに登録していることを確認してください。
X広告アカウントにログインします。
広告キャンペーンの詳細
- 広告マネージャーの右上にある [キャンペーンを作成] をクリックします。
広告キャンペーンの目的の一覧から [アプリのインストール数] または [アプリのリエンゲージメント数] を選択します。
すると、広告キャンペーン設定フォームの [詳細] タブが表示されます。ここでは、広告キャンペーンに名前をつけたり、支払い方法を選択したり、広告キャンペーンの期間や予算を設定したりすることができます。
広告グループの配信
- 次に、最初の広告グループを設定します。広告グループに名前を付けて、プロモーションするアプリを選択します。広告グループの開始日時と終了日時を設定することもできます。
配信セクションでは、利用可能な2つの広告グループの目標のいずれかを選択してください。
- アプリのインストール数(推奨): ターゲティングしているオーディエンスの中でアプリをインストールする可能性の高いユーザーに広告が配信されます。この目標を選択すると、インプレッション数に対してか、またはユーザーがクリックしてアプリストアに誘導された場合に課金されます。
- アプリのクリック数: ターゲティングしているオーディエンスの中でアプリをクリックする可能性の高いユーザーに広告が配信されます。この目標を選択すると、ユーザーがクリックしてアプリストアに誘導された場合か、または直接アプリに誘導された場合にのみ課金されます。広告グループで使用する入札タイプを選択します。広告グループの目的にアプリのインストール数を選択する場合は、上限入札単価をおすすめします。
- 上限入札単価: アプリのクリックまたはインストールごとに支払う金額を細かく管理できます。この入札タイプでは、アプリのクリックまたはインストールごとに支払ってもよい金額(上限入札単価)を厳密に指定でき、この金額を超えて課金されることはありません。規模の大きな広告キャンペーンにおいて、クリックまたはインストールごとに支払う金額を正確に予想できる経験豊富な広告主様に役立ちます。広告グループの目的に、アプリのクリック数を選択する場合は、目標コストをおすすめします。
- 目標コスト: アプリのクリックまたはアプリのインストールあたりに支払う入札額を指定できます。目標コストを設定すると、その目標額を下回ることなく1日あたりの平均CPCまたはCPIが達成されるように広告キャンペーンの入札額が自働的に最適化されます。広告主様は、1日に発生したすべてのクリック数に対して、実際の平均コストを支払います。1日の途中で入札額を変更した場合、新しい入札額と、変更前に設定されていたその日の目標コストの最高額を平均した金額が入札額となります。広告グループの目標がどちらの場合も、自動入札を選択することもできます。
- 自動入札:予算内の最小限の費用で最高の結果が得られるように、入札額が自動的に最適化されます。自動入札は、プラットフォームですばやく簡単に広告キャンペーンを実施し、インプレッションを得るのに適した方法です。「目標」が「アプリのインストール数」に設定されているアプリのインストール数キャンペーンでは、「支払金額」の指標はデフォルトで「インプレッション数」になります。目標が「アプリのクリック数」に設定されている場合、「支払金額」の指標はデフォルトで「アプリのクリック数」になります。
ターゲティングとツイートの設定
- [ターゲティング] タブで、ターゲットオーディエンスを選択します。ターゲティングオプションの詳細はこちらをご覧ください。
- X上でツイートを表示する具体的な場所を指定することもできます。
- 次に、広告キャンペーンのリーチをXオーディエンスプラットフォーム全体に拡大するかどうかや、どこに表示させるかを選択します。
- 広告キャンペーンに使いたいツイートを選びます。広告キャンペーンには、画像、動画、カルーセル広告を活用することができます。
レビューと公開
- [レビューして完了] タブで広告キャンペーンの設定の最終確認を行います。ここでは必要に応じて、広告キャンペーンに広告グループをさらに追加することができます。
モバイルアプリキャンペーンを始めましょう。
測定とレポート作成
概要
アプリキャンペーンに入札するには、X広告アカウントにサードパーティーのモバイル測定パートナーを設定する必要があります。モバイルアプリプロモーションの測定機能を使うと、モバイルアプリのエンゲージメントやコンバージョンの指標を確認して、コスト効率とROIの最適化につなげることができます。
さらに、iOSアプリの広告キャンペーンの実施を予定している場合は、SKAdNetworkが設定されている必要もあります。この設定も、いずれかの承認済みサードパーティーモバイル測定パートナーを介して行います。
モバイル測定パートナー
広告主様がアプリのインストール数やポストインストールの結果を測定するには、Xが選定したモバイル測定パートナーと連携する必要があります。モバイル測定パートナーは、自社のサポートや、モバイルアプリのコンバージョントラッキングおよびSKAdNetworkの統合を介して、こうした測定を行います。
通常、アプリの測定はトラッキングSDKを使って行います。トラッキングSDKは、モバイルアプリにインストールされているコードパッケージです。トラッキングSDKを使うと、アプリのインストール数に関連するイベントを測定できるようになります。
Xのモバイル測定パートナーは以下のとおりです。
注記: Xでは現在、上記以外のモバイル測定パートナーを対象としたサポートは提供していません。また、X広告APIを介した直接連携サービスも提供していません。
モバイルアプリのコンバージョントラッキング
モバイルアプリのコンバージョントラッキング(自己属性データとも呼ばれます)により、端末IDに基づいて、対象のX広告を見たり、反応したりした後に目的のアクションを起こしたユーザーの人数を測定することができます。モバイルアプリのコンバージョントラッキングを有効にするには、モバイル測定パートナーと提携する必要があります。
サードパーティーのモバイル測定パートナーを選択したら、アプリを設定し、アプリのインストールとイベントを追跡して、Xのシステムに送信します。この設定の詳細については、提携するモバイル測定パートナーのサポートドキュメントをご覧ください。この設定が完了すると、アプリのSDKが、X広告アカウントにX広告システムのコンバージョンイベントを送信します。
X広告システムは、広告主様が設定したアトリビューション期間に基づいてコンバージョンアトリビューションを行います。X広告では、ポストエンゲージメントアトリビューションとポストビューアトリビューションの両方を利用できます。広告主様は、各広告に適したアトリビューション期間を選択できます(1日間、7日間、14日間、30日間など)。コンバージョン数が一致するよう、Xのコンバージョンイベントで設定したアトリビューション期間をモバイル測定パートナーの管理画面でも設定してください。
SKAdNetwork
SKAdNetworkとは、Appleによるプライバシーが保護された広告ネットワークのことで、iOSアプリの広告キャンペーンを対象としています。AppleによるApp Tracking Transparencyが2021年4月に開始され、その結果、アトリビューションが可能な端末IDが減少する中、SKAdNetworkは、iOSにおけるアプリのインストールおよびポストインストールの結果のアトリビューションを行うための主要な手段となっています。
こうした状況のため、端末IDを持たないオーディエンスにリーチするには、Xが認定するいずれかのモバイル測定パートナー(MMP)と協力して、X上でSKAdNetworkを活用する必要があります。
モバイルアプリのコンバージョントラッキングは、iOSとAndroidの両方において、端末IDに基づく結果のアトリビューションと測定を行う一方、SKAdNetworkはiOSにおいて、端末IDに基づかない結果のアトリビューションと測定を行います。
注記: Xが認定するすべてのモバイル測定パートナーは、モバイルアプリのコンバージョントラッキングとSKAdNetworkのどちらもサポートしています。
アドバンストモバイル測定プログラム
アドバンストモバイル測定プログラムでは、Xデータが測定目的でのみ使用されていることを監査する権利を、広告主様がXに付与すると、広告主様は端末ごとのデータをより多く受け取れます(端末ごとのデータが利用できる場合)。このプログラムは、業界の一般的な手法を踏襲しています。詳細についてはこちらをご覧ください。
コンバージョンイベントの管理
モバイル測定パートナーの管理画面でモバイルアプリイベントを作成したら、X広告アカウントIDを入力してイベントを構成します。これにより、データがXに送信され、X広告マネージャーの [ツール] > [イベントマネージャー] タブに、モバイルアプリのコンバージョンイベントが自動的に表示されます。
トラッキングパートナーからの情報が正常に送信されると、イベントの状態が「トラッキング」になります。イベントの状態が「休止中」になっている場合は、トラッキングパートナーに問い合わせて問題を解決してください。
[イベントステータス] 列の各イベントの [編集] をクリックすると、モバイルコンバージョンを表示するアトリビューション期間をカスタマイズすることができます。
また、各イベントの前回の記録日時が表示される列も追加されました。この情報は、イベントの管理やトラブルシューティングの際に役立ちます。
*Xでは、アプリイベント管理機能を、廃止された [コンバージョントラッキング] タブから [イベントマネージャー] タブに移動する更新を最近実施しました。今後、イベントの作成、管理、削除は [イベントマネージャー] タブ内で行ってください。
次のアトリビューション期間を設定できます。
ポストエンゲージメント: 広告へのエンゲージメントが発生した後に確定したコンバージョンを、Xに由来するものとみなす期間を選択します。この設定はいつでも変更できます。またコンバージョンデータは、過去にさかのぼって更新されます。
ポストビュー: 広告が表示された後に、エンゲージメントを伴わずに確定したコンバージョンを、Xに由来するものとみなす期間を選択します。この設定はいつでも変更できます。またコンバージョンデータは、過去にさかのぼって更新されます。
X広告アカウントとモバイル測定パートナーの管理画面のコンバージョン数が一致するように、それぞれのイベントに同じアトリビューション期間を設定してください。
結果を確認する
結果を確認するには広告マネージャーに移動します。右上で日付範囲を絞り込むと、ご利用金額の合計、結果、結果あたりのコスト、結果レートなどの主な指標が表示されます。「結果」は、広告キャンペーンの設定時に選択した内容に応じて、アプリのクリック数またはインストール数のいずれかになります。
用語の簡単な説明
アプリのクリック数: アプリをインストールするためのクリックの総数のこと。
- インストール数: Xによって広告にアトリビュートされたインストール数のこと。このフィールドは、モバイルアプリのコンバージョントラッキング(MACT)*とSKAdNetwork(SKAN)の両方によってアトリビュートされたインストール数をレポートします。
- SKANインストール数: SKAdNetwork(SKAN)によってアトリビュートされたインストール数と再ダウンロード数のこと。
*注記: MACTは、端末IDベースのアトリビューションを参照します。AppleがApp Tracking Transparencyを導入したことにより、iOS端末のほとんどは、MACTを介してアトリビュートすることができなくなりました。
統計モデルに基づき、カウントされたiOSでのアプリのインストール数の最大30%が広告キャンペーンと広告グループに割り当てられます。このことが、アプリのインストールの総数や請求に影響を与えることはありません。これは、AppleのSKAdNetworkの広告キャンペーンIDに関する制限事項や、XがIDFAにアクセスできない場合に端末の情報を取得する方法に関連しています。詳細については、以下のよくある質問を参照してください。
ポストインストールの結果を確認する
「SKANアプリ購入数(AppsFlyer)」など、Xによるポストインストールの結果の一部をX広告マネージャーで確認できるようになりました。
Xによるその他のポストインストールの結果を確認するには、モバイル測定パートナーの管理画面を活用してください。
入札と配信
目標
アプリキャンペーンには、ROIをできるだけ高めるうえで役立ついくつかの入札オプションがあります。キャンペーンの作成後や、下書きの保存後に目標を変更することはできませんのでご注意ください。
アプリのクリック数
アプリのクリック数あたりの入札と課金を行います。
この入札オプションをオンにするために、モバイルアプリのコンバージョントラッキング(MACT)は必要ありません。
Q: どのような仕組みですか?A: アプリのクリック数とは、アプリストアに誘導したか、または直接アプリに誘導したクリックの数です。ユーザーがこの行動をとった場合にのみ課金されます。この目標オプションでは、アプリのクリック数ができる限り多くなるよう最適化されます。
Q: アプリのクリック数を使用した方がよいのは、どのような広告主ですか?A: このオプションは、すばやく規模を拡大したい広告主様に最適です。特定のユーザー名やキーワードでターゲティングしたコアオーディエンスなど、ターゲットを絞り込んだ広告キャンペーンで使います。パフォーマンスが下がり始めたら、他の入札タイプに拡張することをおすすめします。
アプリのインストール数(推奨) - アプリのリエンゲージメントが目的の場合、利用できません
インストールあたりの入札、インプレッションまたはアプリクリックあたりの課金。
この入札オプションをオンにするには、モバイルアプリのコンバージョントラッキング(MACT)が必要です。
Q: どのような仕組みですか?A: アプリのインストール数を目標にすると、アプリのクリックではなく、アプリのインストールあたりの入札を行うことができます。この目標オプションでは、アプリのインストール数ができる限り多くなるよう最適化されます。
Q: この目標を設定した方がよいのは、どのような広告主ですか?A: KPIにインストール数が含まれる場合は、この目標オプションを活用することをおすすめします。このオプションは、広告キャンペーンのパフォーマンスを高める場合に最適です。というのも、クリエイティブのフォーマットとターゲティングオプションをテストして、ROIが最も高くなる組み合わせを見つけることができるからです。地域ターゲティングやさまざまな興味関心カテゴリーのみを使った広告キャンペーンなど、ターゲティング範囲の広い広告キャンペーンではこのオプションを使いましょう。
(新機能!)アプリの購入数 – アプリのリエンゲージメント数の目的には使用できません
ローンチの段階では、Androidアプリでのみ利用できます。
購入を最適化します。インプレッション単位でお支払いが発生します。
この入札オプションをオンにするためには、モバイル測定パートナー(MMP)およびモバイルアプリのコンバージョントラッキングが必要です。
広告主は、MMPから得た購入およびインストールイベントを送付する必要があります。同様にリエンゲージイベントの送付も強くおすすめします。
Q: どのような仕組みですか?A: アプリの購入数を目標にすると、アプリのインストール後に購入する可能性が最も高い利用者に合わせて最適化できます。このモデルは、アプリをインストールしてから7日以内に発生する購入を対象とします。
Q: この目標を設定した方がよいのは、どのような広告主ですか?A: 購入あたりのコストのKPIを目標にしている場合は、この目標オプションを活用することをおすすめします。テストでは、この目標は、アプリをインストールしてから7日以内に購入が発生する広告主に適していました。しかし、広告キャンペーン入れ替えの効果を把握するために、この商品をテストすることをおすすめします。
入札
アプリキャンペーンには3種類の入札タイプがあります。入札タイプは選択した目標(アプリのクリック数かアプリのインストール数)によって異なるのでご注意ください。
その他の目的への入札に関する詳細はこちらをご覧ください。
広告キャンペーンの設定中に、他の広告主様による入札額に基づいてリアルタイムの推奨入札額が表示されるため、いつでも競争力のある入札額を設定できます(上限入札単価タイプまたは目標入札単価タイプを使っている場合)。自動入札タイプを選んだ場合、入札額を設定する必要はありません。
自動入札(目標が「アプリのクリック数」と「アプリのインストール数」のどちらの場合にも利用できます)
自動入札タイプでは、予算内の最小限の費用で最大の結果が得られるように入札額が自動的に最適化されます。広告主様が入札額を設定するのではなく、オークションで競い合うことのできる入札額が自動的に選択されるため、新規の広告主様にはこの入札タイプをおすすめします。自動入札は、プラットフォームですばやく簡単に広告キャンペーンを実施し、インプレッションを得るのに適した方法です。
上限入札単価(目標が「アプリのインストール数」の場合に利用できます)
上限入札単価では、請求可能なアクションごとに支払う金額を細かく管理できます。この入札タイプでは、請求可能なアクションに支払ってもよい金額(上限入札単価)を厳密に指定でき、この金額を超えて課金されることはありません。この入札タイプは、規模の大きな広告キャンペーンにおいて、請求可能なエンゲージメントごとに支払う金額を正確に予想できる経験豊富な広告主様に役立ちます。
目標入札単価(目標が「アプリのクリック数」の場合に利用できます)
目標入札単価は、請求可能なアクションあたりに支払う入札額を指定できる入札オプションです。目標入札単価を設定すると、その目標額を下回ることなく1日あたりの平均CPCまたはCPIが達成されるように広告キャンペーンの入札額が最適化されます。広告主様は、1日に発生したリンクの総クリック数に対して、実際の平均コストを支払います。1日の途中で入札額を変更した場合、最高金額に合わせて平均額が算出されます。
学習期間
新たなアプリキャンペーンが開始されてから最初の3~5日間は、その広告に適したユーザーを特定するため、Xのシステムが調査を行います。Xではこうした初期調査の段階のことを「学習期間」と呼んでいます。
Xシステムによる学習と調整がなるべく効率よく行われるように、学習期間中は広告キャンペーンへの変更を行わないことを強くおすすめします。この段階にパフォーマンスの変動が見られる場合がありますが、学習期間が終了すると広告キャンペーンのパフォーマンスは安定します。広告キャンペーンの開始から3~5日が経過してもパフォーマンスが表示されない場合は、入札額を上げるか、ターゲットオーディエンスの範囲を拡大するか、またはクリエイティブを更新することをおすすめします。
広告のプレースメント
アプリキャンペーンでは、広告キャンペーンの設定中に [プレースメント] セクションで広告を表示するX上の場所を自由にカスタマイズできます。アプリキャンペーンのツイートは、次の場所に表示されます。
ホームタイムライン(オプション): プロモーションされているツイートが特定のユーザーに関連する場合、そのユーザーのタイムラインに広告キャンペーンのツイートが表示されることがあります。
プロフィールとツイートの詳細ページ(オプション): ターゲティングしているユーザーがXプロフィールやツイートの詳細ページに移動した場合、インプレッションが表示されることがあります。
X.comの関連する検索結果ページの上部(オプション): Xの広告パートナーのアプリキャンペーンは、X.comの一部の検索結果ページの上部に表示されるほか、X認定のエコシステムパートナーが配信します。
Xオーディエンスプラットフォームのパートナーアプリケーション(オプション): Xオーディエンスプラットフォームを利用すると、日々使われている膨大な数のアプリとウェブサイトを介してオーディエンス(広告配信対象となるXユーザー)にリーチできるため、キャンペーンの規模を拡大できます。広告キャンペーンをXオーディエンスプラットフォームに拡大する際は、広告に最も当てはまるカテゴリーを選ぶよう求められます。カテゴリーは1つだけ選ぶことをおすすめします。また、広告を配信するカスタムクリエイティブの形式を選択することもできます。カスタムクリエイティブの詳細については、こちらをご覧ください。
Xオーディエンスプラットフォーム
広告キャンペーンの設定画面の [Xオーディエンスプラットフォーム] セクションでは、Xオーディエンスプラットフォームで広告を配信することにより、リーチを拡大するオプションを選ぶことができます。このチェックボックスをオンにした場合、広告はXユーザーのタイムラインだけでなく、Xオーディエンスプラットフォーム上のさまざまなモバイルアプリのネットワークにも表示されます。
広告の表示フォーマットは、全画面広告、全画面横向き広告、バナー広告、ネイティブ広告、中型長方形広告のいずれかを指定できます。
広告カテゴリーを選択し(複数の広告カテゴリーを選択すると規模が制限されます)、必要に応じて広告を表示しないアプリを設定します。最後に自身のウェブサイトのドメインを入力します。
注記: 選択したすべてのターゲティングタイプがXオーディエンスプラットフォームに引き継がれるわけではないことに注意してください。具体的には、IDFAにアクセスできないiOS 14.5以降の端末では、年齢ターゲティングは選択しても適用されません。ビジネス上または法律上、年齢や性別に基づいたターゲティングが必要な場合には、Xオーディエンスプラットフォーム(TAP)プレースメントオプションの利用を停止する必要があります。詳細については、Xの広告ポリシーをご覧ください。
広告フォーマット
Xのアプリ広告は、オーディエンスの注意を引き付け、アプリのダウンロードなどのアクションを促すのに役立ちます。Xでは、3つのコアフォーマット(画像、動画、カルーセル)を利用することができます。
またアプリ広告には、Xの他の広告とは異なるいくつかの独自機能もあります。そうした機能は対象のアプリに特化したもので、特定のパラメーターが満たされた場合に自動的に表示され、Xで利用可能なフォーマットのほとんどに適用されます。
アプリ広告に含まれる機能には次のものなどがあります。
アプリ評価(4つ星以上)
ダウンロード数
価格(無料でない場合)*
アプリアイコン
*カルーセルでは利用できません。
X内で表示することのできるインストールボタンをオーバーレイとして表示して、広告からダウンロードまでの総手順を減らすこともできます。
利用できるすべてのフォーマットと仕様に関する詳細については、クリエイティブの仕様ページをご覧ください。
App Tracking Transparency
App Tracking Transparencyの概要
Appleは2020年に、iOS 14の機能の一環としてApp Tracking Transparencyフレームワークを発表しました。
4月26日、AppleはiOS 14.5の機能の一環としてApp Tracking Transparencyフレームワークを正式にリリースしました。これに伴い、Appleによるトラッキングの規定に従って、iOSアプリはユーザーにトラッキングの同意を求める必要があります。そのため、iOSアプリのユーザーのデータを収集・共有するには、アプリがApp Tracking Transparencyプロンプトを表示する必要があります。
Xでは長年にわたり、ユーザーのプライバシーを優先してきました。そして、Xが情報をどのように使用し、ユーザーの広告の詳細設定をどのように管理するかについて、ユーザーが引き続き選択することができます。
測定
Xでは、Apple独自のアトリビューションソリューションであるSKAdNetworkを導入しています。これにより、広告キャンペーンや広告グループごとに集計したクリックスルーやビュースルーインストールのレポートが利用できます。
Xは、インストール数とポストインストール数の測定とアトリビューションを実施するため、認定モバイル測定パートナー(MMP)と協力する必要があります。現在Xでは、ソフトウェア開発キット(SDK)または広告APIによるコンバージョン測定およびアトリビューションは提供していません。
ポストインストールまたはコンバージョンの値の指標を表示するには、MMPと連携して、X上でSKAdNetworkをサポートする設定がされていることを確認する必要があります。
XにおけるSKAdNetworkに関する詳細は、前述の説明をご覧ください。
広告キャンペーンの制限(SK広告キャンペーンID)
AppleはSKAdNetworkの一環として、広告を配信するアプリごとに、利用できる「SK広告キャンペーンID」(SKID)を一定数(100)に制限する予定です。Xでは、100のSKIDのうちの30を、広告商品の開発および性能向上の継続のために確保する予定です。残りの70のSKIDは、広告を配信するアプリごとに利用できます。
これにより、各iOSアプリは、1つの広告グループに1つのSKIDを関連付け、70のアクティブな広告グループをサポートすることができます。この制限は同時にアクティブ状態にする広告グループに対するもので、すべての広告アカウントに適用されます。現時点では、広告キャンペーンや広告アカウントの数に制限はありません。
たとえば、70の広告キャンペーンをそれぞれ1つの広告グループで実行することも、逆に1つの広告キャンペーンを70の広告グループで実行することもできます。
SKIDについて、より明確な情報を提供するため、X広告マネージャーには利用可能なSKIDの個数が表示されます。現在利用可能なIDの数と、より多くのIDが利用できるようになる時期には常に気を配るようにしましょう。こうした情報は、広告キャンペーンの計画や管理に役立ちます。
入札
最適化目標については、App Tracking Transparencyの施行を受けての変更はありません。つまり、iOS端末をターゲティングしている広告グループでは、インストール数の最適化目標を引き続き利用することができます。
注意が必要な領域
学習期間中は、必要以上の調整を避けましょう。設定を変更しないことは、激しい変動を抑制する最も簡単な方法です。広告キャンペーンを実施してから10~14日間は、広告キャンペーンの編集をしないようにしましょう。
この学習期間は、AppleからのSKAdNetworkのポストバック遅延を考慮するのにも役立ちます。つまり、広告キャンペーンを評価する際に、より多くのデータが利用できるようになるということです。
自動入札と上限入札単価: どの入札タイプを使えばいいのかわからない場合は、自動入札の活用をおすすめします。自動入札は、広告がほとんど、またはまったく配信されないリスクが伴う上限入札単価よりも、規模拡大のチャンスが見込めます。
上限入札単価を使用する場合は、入札額はKPIの5倍以下に設定し、慎重な姿勢で臨みましょう。
Xでは、iOS14.5に関するパフォーマンスの向上のため、改善への投資を継続的に実施しています。こうした改善の取り組みに関する最新情報は、こちら
の資料ポータルで随時公開しています。
ターゲティング
カスタムオーディエンスなどのターゲティングや、Xオーディエンスプラットフォームにおけるターゲティング、そしてXによるアプリの自動除外については、 App Tracking Transparencyの施行による影響が見られました。詳細については以下をご覧ください。
その他のターゲティング(年齢、性別、地域、言語、端末、キーワード、イベント、興味関心、会話トピック、映画とテレビ番組、フォロワーをターゲティングする商品など)については、影響は極めて小さいか、まったくないとみられます。
影響のあるターゲティング
カスタムオーディエンス: IDFAを使用するカスタムオーディエンスの規模は縮小する見通しです。IDFAを使用してアカウント、アプリアクティビティのオーディエンス、アプリアクティビティを組み合わせたオーディエンスを識別するオーディエンスリストがこれに該当します。
Xオーディエンスプラットフォームにおける年齢および性別: 情報量が低下することにより、Xオーディエンスプラットフォームで年齢や性別をターゲットにしたMoPubのオーディエンスとのマッチングが制限されます。その結果として、App Tracking TransparencyプロンプトでトラッキングをオプトインしないiOS 14.5以降のオーディエンスには、設定された年齢や性別のターゲティングが適用されないように変更されました。
自動除外: 端末IDが一致すれば、アプリをインストール済みのオーディエンスを自動的に除外することができます。IDFAの情報の減少により、iOS上での除外ターゲティングの能力が影響を受け、低下します。
特定のターゲティングオプションへの影響を踏まえ、今後オーディエンスの規模を最大限に拡大するには、いくつかの検討すべき方法があります。
より広範なターゲティングをテストし、キーワードや興味関心などのターゲティング機能を活用する。
ターゲティングの条件を過剰に制限しないように、推定オーディエンス数に常に注意する。
広告キャンペーンフォームの [オーディエンスを広げる] チェックボックスをオンにして、広告キャンペーンの規模を最大化する。
レポートとアトリビューション
これまでモバイルアプリのコンバージョントラッキング(MACT)は、Xによるインストール数とポストインストールアクションを測定する主要な手段となっていたため、X広告マネージャー内のすべてのインストールレポートでは、MACTデータのみが考慮されていました。
現在、Xのインストールレポートでは、iOSの結果についてはSKAdNetworkとMACTの両方が考慮されています。
Q: どのような仕組みですか?A: XではSKAdNetworkの値を優先し、SKAdNetworkが利用できない場合にMACTデータを使用しています。
SKAdNetwork(SKAN)によってアトリビュートされたインストール数のみをレポートする「SKANインストール数」指標も導入されました。この指標が個別のフィールドになったことで、X広告マネージャーでの結果を、モバイル測定パートナーの管理画面など、他のレポート画面とこれまでよりも簡単に比較できるようになりました。
さらに、統計モデルに基づき、カウントされたiOSでのアプリのインストール数の最大30%が広告キャンペーンと広告グループに割り当てられます。これは、SKAdNetworkの広告キャンペーンIDに関する制限事項や、XがIDFAにアクセスできない場合に端末の情報を取得する方法に関連しています。詳細については、以下のよくある質問を参照してください。
注記: このことが、インストールの総数や請求に影響を与えることはありません。
ビュースルーアトリビューション
Xでは、SKAdNetworkのビュースルーアトリビューションをサポートしています。
SKAdNetworkでは、ビュースルーアトリビューションが行われたインストール数やコンバージョン数の品質を向上させることを目的とした、いくつかの機能が提供されています。具体的には、インプレッションがビュースルーアトリビューションの対象となるための、3秒のしきい値が設けられています。
広告キャンペーンのパフォーマンスの評価では、引き続きビュースルーアトリビューションが行われたインストール数やコンバージョン数を含めることをおすすめします。現在ビュースルーアトリビューションを含めていない場合には、iOS キャンペーンのパフォーマンスを完全に把握するため、測定の開始を検討することをおすすめします。
レポートのビュースルーアトリビューションを設定するには、X広告マネージャーの設定で対象のアプリに対し、このオプションを有効にします。SKAdNetworkのビュースルーアトリビューションの結果は、モバイル測定パートナーの管理画面でも確認することができます。
ポストインストールのレポート作成
X広告マネージャーや、AppsFlyer向けにXのファーストパーティーデータを利用する他のサービスで、ポストインストールのSKAN購入数を確認できるようになりました。この指標は「SKANアプリ購入数(AppsFlyer)」と呼ばれます。
他のモバイル測定パートナーの結果も今後サポートする予定です。
Xによるその他のポストインストールの結果を確認するには、モバイル測定パートナーの管理画面を活用してください。
プライバシーのしきい値
SKAdNetworkでは、Appleのプライバシーのしきい値に到達するだけのインストール数を獲得できなかった広告キャンペーンについては、ポストインストールコンバージョン値が削除されます。
注記: プライバシーのしきい値は、主にポストインストールのレポート作成に対応します。インストールのレポート作成については、しきい値に到達する必要はありません。
コンバージョン値のないポストバックの割合を減らすには、Xで1日あたりに着実なインストール数の増加を促す入札額と予算額から始めることをおすすめします。
広告キャンペーンに最適なインストール数の範囲を特定するには、従来Xに表示されていたインストール数のコンバージョン値を算出することをおすすめします。また広告キャンペーンを統合し、ベストプラクティスを踏襲することも、1日のインストール数を増加させるのに役立ちます。
よくある質問と参考資料
アプリキャンペーンを行うのはどのような理由からですか?
Xユーザーのほとんどは、Xをモバイルで見ており、アプリキャンペーンは、アプリからアプリストアにシームレスにコンバージョンする可能性のあるモバイル端末のユーザーとつながる最適な方法だからです。
アプリキャンペーンはどのような場合に行えばよいですか?
新しいアプリをプロモーションする場合や、アプリの新しいオーディエンスにリーチしたい場合は、アプリのインストール数キャンペーンが適しています。
アプリを広告アカウントに追加するにはどうすればよいですか?
広告アカウントでアプリを追加、グループ化、編集する方法の詳細については、アプリマネージャーのページをご覧ください。
サードパーティーによるモバイルアプリのコンバージョントラッキングを設定するにはどうすればよいですか?
MACTは、モバイルアプリのコンバージョントラッキング(Mobile App Conversion Tracking)の略です。MACTの概要、選択できるパートナー、X広告アカウントでMACTパートナーを設定する方法の詳細については、こちらをご覧ください。
メインのアプリストア地域には何を設定すればよいですか?
アプリを配信する主要な地域を指定します。Xではこの情報を使用してアプリIDの認証を行っています。
どの地域を設定したらよいかわからない場合は、[アメリカ合衆国] を選んでください。
米国外の広告主様は、アプリが最初に提供される地域を設定します。この設定により、広告のターゲティング対象が制限されることはありません。複数国で同一のアプリIDを使用することは、そのバージョンのアプリがそれらの国々で利用できる場合に限り可能です。
ディープリンクとは何ですか?
ディープリンクスキームは、ウェブサイトのドメインと似ていますが、ユーザーがアプリを起動できる点と、フルディープリンク(以下を参照)のベーススキームとして機能する点が異なります。たとえば、モバイルウェブブラウザで「twitter://」と入力し、検索ボタンを押してみてください。Xアプリがインストールされていればモバイル端末上でアプリが開きます。
iOS版アプリボタンでは設定にディープリンクスキームを追加するとXがアプリのインストール状況を認識するため、インストールされているアプリはXからアプリを直接開くことができます。アプリがインストールされていなければ、アプリカードはApp Storeサイトを表示するため、利用者はサイトからアプリをダウンロードできます。
ディープリンクスキームは、iOSで [インストール通知] をオンにする場合にも必要です。インストール通知は、アプリが完全にダウンロードされた時点でXに表示され、ユーザーにアプリの起動を促すメッセージです。
アプリのディープリンクスキームを入手するには
iOSの場合
リンクを開くリクエストにアプリが正しく応答できるようにするには、アプリの.plistファイルにリンクスキームを追加する必要があります。このスキームに対する一般的な名前付けパターンには、逆DNSや、単に「<アプリ名>://」にすることなどがあります。
アプリの.plistファイルで [URL Types] セクションを探します。このセクションが存在しない場合は追加します。[URL Types] を初めて編集する場合は、1つのアイテム([URL Identifier] をキーとするディクショナリ)から成る配列として表示されるはずです。ディクショナリの [+] ボタンをクリックして [URL Schemes] セクションを追加します。別の配列が作られるので、この配列にスキームを追加します。 カスタムスキームは好きなだけ追加できます。詳細については、こちらをご覧ください。
AppDelegateの「application:openURL:sourceApplication:annotation:method」にロジックを追加すると、受信リンク(広告で指定したリンク)が取り込まれ、アプリ内で解析されます。
Androidの場合
ディープリンク情報はインテントデータの一部としてアプリに送られます。受信したアクティビティがアプリと関連がある場合、インテントフィルターを追加できます。インテントフィルターの書式例を以下に示します。
@string/filter_title_viewcardcontent”>
android:host=”action” />
詳細な説明については、Google Developersのドキュメントをご覧ください。
上記以外のMACTパートナーを使えますか?
現在のところ、X広告のモバイルコンバージョントラッキングでご指定いただけるのは、上記のパートナーのみとなっています。
コンバージョンイベントの状態が [トラッキング] と表示されません。
MACTパートナーの管理画面でモバイルコンバージョントラッキングのイベントが正しく設定されていることを確認してください。イベントがX広告アカウントIDに送信されないと、[トラッキング] と表示されません。
それでも表示されない場合は、こちらからお問い合わせください。
広告マネージャーとトラッキングパートナーのデータが一致しません。
X広告管理画面とモバイルトラッキングパートナーのデータが一致しない理由として一般的なのが、アトリビューション期間です。トラッキングパートナーの管理画面とX広告アカウントのコンバージョンマネージャーの両方で同じアトリビューション期間が設定されていることを確認してください。
報告されるコンバージョンが時間の経過と共に変わるのはなぜですか?
Xのレポートは、インプレッションが発生してから24~48時間以内に確定します。それまでは、リアルタイムでデータを提供するために推定データが使われますが、データは変更される可能性があります。Xのコンバージョンレポート画面では、2つの工程処理を経て、データが表示されます。まず、ストリーミングジョブがライブログデータからページ訪問数と購入イベントを直接収集し、指標をレポートに取り込みます。その後、継続的なバッチプロセスにより重複するタグの発生が排除されて、コンバージョンアトリビューションが調整され、複数端末によるコンバージョンのID結合が処理されます。
MACTパートナーに広告キャンペーンレベルのデータが表示されないのはなぜですか?
MACTのアカウント管理者にお問い合わせください。
統計モデルに基づき、iOSでのインストール数の一部が広告グループに割り当てられるのはなぜですか?
AppleによるApp Tracking Transparencyに関する変更への対応の一環として、XではSKAdNetwork(SKAN)を導入しました。AppleはSKANを通じて、広告を配信するアプリごとに、利用できるSK広告キャンペーンID(SKID)を一定数(100種類)に制限する予定です。Xでは、100種類のIDのうちの30種類を、広告商品の開発と改善の継続のために確保しています。たとえば、確保済みのIDを利用して、新商品向けのA/Bテストなどを実施します。
残り70種類のSKIDは、広告を配信するアプリごとにすべて利用できます。この制限に関する詳細は、iOS 14の資料ポータルを参照してください。
内部での開発やテストに利用される30種類のSKIDでインストールが発生した場合は、統計モデルに基づき、最適な広告グループに関連付けられます。
結果として、カウントされたiOSでのインストール数の最大30%が、Xが内部開発に活用するこれらの30種類のSKIDに由来することになります。請求はインストール数に基づいていないため、この仕組みが広告キャンペーンに対する請求に影響を与えることはありません。
学習期間とは何ですか?
新たなアプリキャンペーンが開始されてから最初の3~5日間は、その広告に適したユーザーを特定するため、Xのシステムが調査を行います。Xではこうした初期調査の段階のことを「学習期間」と呼んでいます。
Xシステムによる学習と調整がなるべく効率よく行われるように、学習期間中は広告キャンペーンへの変更を行わないことを強くおすすめします。この段階にパフォーマンスの変動が見られる場合がありますが、学習期間が終了すると広告キャンペーンのパフォーマンスは安定します。広告キャンペーンの開始から3~5日が経過してもパフォーマンスが表示されない場合は、入札額を上げるか、ターゲットオーディエンスの範囲を拡大するか、またはクリエイティブを更新することをおすすめします。
アプリのインストール数キャンペーンには、どれくらいの費用がかかりますか?
アプリのインストール数キャンペーンの場合は、インプレッション数またはアプリのクリック数に対してのみ課金されます。
お支払金額は、設定した予算と入札、また、選択したターゲティングによって決まります。広告キャンペーン設定時には、ターゲティングパラメーターに基づいてリアルタイムの入札ガイダンスが表示されます。
アプリのインストール数キャンペーンを設定する場合、入札タイプとして自動入札、上限入札単価、または目標コストを選択できます。
それぞれのアプリのクリックまたはインストールが御社にもたらす価値を十分に検討してください。その際、Xの推奨入札額を、広告キャンペーンの目標達成に必要な金額の目安にするとよいでしょう。ただし、他の広告主様と比べて入札額が低いと、御社の広告キャンペーンが表示されないこともあります。
アクションごとに支払う入札額の管理だけでなく、広告キャンペーンの総予算の管理もできます。入札額を設定したら、広告キャンペーンの総予算とオプションの日別予算を入力するよう促すメッセージが表示されます。指定した予算総額に到達すると、その予算を増額するまで広告キャンペーンは停止します。指定した日別予算に到達すると、当日の広告キャンペーンは停止して翌日に再開します。
統計モデルに基づき、iOSでのインストール数の一部が広告グループに割り当てられるのはなぜですか?
AppleはSKAdNetwork(SKAN)を通じて、広告を配信するアプリごとに、利用できるSK広告キャンペーンID(SKID)を一定数(100種類)に制限する予定です。Xでは、100種類のIDのうちの30種類を、広告商品の開発と改善の継続のために確保しています。たとえば、確保済みのIDを利用して、新商品向けのA/Bテストなどを実施します。
残り70種類のSKIDは、広告を配信するアプリごとにすべて利用できます。
内部での開発やテストに利用される30種類のSKIDでインストールが発生した場合は、統計モデルに基づき、最適な広告グループに関連付けられます。
結果として、カウントされたiOSでのインストール数の最大30%が、Xが内部開発に活用するこれらの30種類のSKIDに由来することになります。請求はクリック数に基づいてのみ行われるため、この仕組みが広告キャンペーンに対する請求に影響を与えることはありません。
また、アプリのインストール総数や請求に影響を与えることもありません。全体として、アプリレベルでのインストール総数は正確にカウントされます。
Xの管理画面では、どのような広告キャンペーンのデータが利用できますか?
Xの管理画面で利用できる広告キャンペーンのデータは、広告グループごとに集約されています。現在、Xのファーストパーティーの管理画面では、オプトイン/オプトアウトしたトラフィックの内訳を提供することも、SKAdNetworkのデータを別途提供することも行っていません。
広告グループをオフにした後、その広告グループに関連付けられているSKAdNetwork ID(SKID)が「解放」され、新しい広告グループを作成できるようになるまでにどれくらいの時間がかかりますか?
広告グループに割り当てられたSKIDは、その広告グループ内で最後のインプレッションが取得されてから最大8日間有効です。最後のインプレッションが取得されると、SKIDが解放され、新しい広告グループを(新しいSKIDで)作成できます。
たとえば、ある広告グループが2021年2月1日に終了した場合、その広告グループのSKIDは2021年2月9日まで引き続き自動的に割り当てられます。つまり、SKIDを割り当て数の上限である70まで使用していても、実行中の広告グループが70未満になることが起こり得ます。
ただし、これは70のSKIDで広告グループを実行している場合の例であり、SKIDの割り当て数が上限の70を常に下回っている広告主様は、最大8日後にSKIDが解放されても、そのことに気付かない場合があります。
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